S.リーディングが史上最年少優勝者に
リーディングが未経験の母国グランプリで初優勝を飾った。
ブルセンス・アプリリアのスコット・リーディングは、第8戦イギリスGPで初優勝。史上最年少優勝記録を樹立した。
若干15歳の英国人ライダーは、スペインで開催された80ccマシンのプロモーション大会での活躍が認められ、2年前にMotoGPアカデミーからCEVスペイン選手権へ参戦。昨年はブルセンス・アプリリアから2年連続して同選手権に挑戦すると終盤に3連勝を飾って、ランク2位を獲得した。
今年は、同チームから初エントリーすると、開幕戦カタールGPでは5位でフィニッシュ。史上最年少ポイント獲得ランクの3位に浮上した。
第8戦の舞台は、母国ドニントンパーク。しかし、125ccバイクでの走行経験はなく、3年前に英国選手権125ccクラスに特別許可を得て、80ccバイクで参戦した経験があるだけだったが、ドライコンディションで行われた公式予選1のタイムで、4番グリッドを獲得すると、決勝レースでは、アンドレア・イアンノーネを追走。最後は独走でチャッカーを受けた。
15歳170日で優勝したリーディングは、マルコ・メランドリが1998年6月の第7戦オランダGP(アッセン)で樹立した15歳と324日の史上最年少優勝記録を塗り替え、歴代1位となった。
同時に、1977年から始まったイギリスGPでは、イギリス人として初優勝を飾り、125ccクラスのイギリス人としては、1973年9月の最終戦スペインGP(ハラマ)で優勝したチャールズ・モーティマー以来。全クラスでは、2001年6月の第7戦オランダGP(アッセン)で優勝したジェリミー・マクウィリアム以来の旋風となった。
「今日の優勝をどう表現していいのか分からない。全てが完璧だった。風が強かったけど、最初からすごく気分良く走れ、イアンノーネを死ぬ気で追った。転んでしまったけど、追い抜くには十分なリズムがあった」と、リーディングは振り返った。
「今年の目標は表彰台の登ることだった。僕たちは達成した。どんな気分?ハッピーだけど、いつもよりレースが始まったのが遅かったから、腹ペコだ。」
主な125ccクラスの最年少記録
- 最年少優勝ランキング
- 1位:S.リーディング‐08年第8戦イギリスGP(15歳と170日)
- 2位:M.メランドリ‐98年第7戦オランダGP(15歳と324日)
- 3位:J.ロレンソ‐03年第12戦リオGP(16歳と139日)
- 最年少表彰台獲得ランキング
- 1位:I.パラッゼーセ‐77年開幕戦ベネズエラGP(15歳と77日)
- 2位:M.マルケス‐08年第8戦イギリスGP(15歳と126日)
- 3位:S.リーディング‐08年第8戦イギリスGP(15歳と170日)
- 最年少トップ5獲得ランキング
- 1位:S.リーディング‐08年開幕戦カタールGP(15歳と65日)
- 2位:I.パラッゼーセ‐77年開幕戦ベネズエラGP(15歳と77日)
- 3位:M.マルケス‐08年第8戦イギリスGP(15歳と126日)
- 最年少ポイント獲得ランキング
- 1位:P.エスパルガロ‐06年第7戦カタルーニャGP(15歳と8日)
- 2位:J.ロレンソ‐02年第6戦カタルーニャGP(15歳と43日)
- 3位:S.リーディング‐08年開幕戦カタールGP(15歳と65日)
- 最年少ポールポジション獲得ランキング
- 1位:M.メランドリ‐98年第9戦ドイツGP(15歳と345日)
- 2位:J.ロレンソ‐03年第14戦マレーシアGP(16歳と161日)
- 最年少デビューランキング
- 1位:J.ロレンソ‐02年第2戦スペインGP(15歳と1日)
- 2位:S.ビアンコ‐00年最終戦オーストラリアGP(15歳と2日)
- 3位:P.エスパルガロ‐06年第7戦カタルーニャGP(15歳と8日)
- 最年少タイトル獲得ランキング
- 1位:L.カピロッシ‐1990年(17歳と165日)
- 2位:D.ペドロサ‐2003年(18歳と13日)
- 3位:V.ロッシ‐1997(18歳と196日)
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