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D.ブリビオ:「ウイニングチームに変更はありません」

D.ブリビオ:「ウイニングチームに変更はありません」

ブリビオは、ボックス内の壁を継続する理由だけでなく、電子制御の縮小について説明した。

フィアット・ヤマハでバレンティーノ・ロッシのクルーを指揮するチームマネージャーのダビデ・ブリビオは、2日のチーム発表会で、チーム運営やバレンティーノ・ロッシの要望、経済危機への対策などを説明した。

昨年は、チーム内でブリヂストンとミシュランの異なるタイヤを使用し、情報保守の観点から、ピットボックスの設備を区分け。今年はタイヤワンメークの規定が導入されるが、ボックス内の壁がチーム運営に影響を及ぼすことがなかったことから、継続することを説明。

「この解決法に関して、多くの議論がありましたが、今では皆が習慣になっています。テクニカルパートナーの問題があり、2つに仕切る壁を設置しましたが、この解決法は十分に上手く行きました」と、チーム運営が機能していることから、変更の必要性がないことを認めた。

「また、2人のライダーは、勝利に向けて戦い、彼ら同士で何らかの緊迫感が高まることがあるかもしれません。『二羽の雄鶏が同じ鶏小屋にいる』と、我々はこのような状況のことを喩えますが、この解決法が最善の手段で、状況を処理することが許されます。」

「私はバレンティーノの専任になったことは、彼にとっても、グッドな解決策でしたが、バレンティーノとホルヘの間に緊迫感を気にせず、自由に、それぞれのシーズンを戦うことが許されることから、ヤマハにとっても同様に有益でした。」

「今後、他のチームも同じような手段を採用するかもしれません。あるチームは、実際に壁が設置されていませんが、現実には我々以上に厚い、見えない壁が存在しているかもしれません。2人のライダーの緊張関係を経験しているチームは少なくなく、現実的に壁がありませんが、実際には状況はあまり変わりません。」

チームマネージャーは、電子制御が市販車製造において重要な研究開発であることを認めた上で、ライダーの能力がより明白になるように、ライダーサポートの改善に取り組む必要性を説明。ロッシの主張を代弁した。

「バレンティーノは、技術進歩の結果に、被害を受けたのです。多くの電子制御が投入されるようになり、ライダーをサポートするようになりました。技術進歩は安全面や研究開発面では大変有効です。特に市販車の製造には、これが大変重要になります。このサポートが市販車の製造に影響し、そして顧客にも影響を及ぼしますから、歓迎されることです。」

「しかし、純粋にスポーツ面の視点から見れば、ライダーへのサポートとなり、ライダー間の違いが少なくなってしまうことを意味します。だからこそ、昨年はどうしても勝たなければいけなかったのです。どんな条件でもベストライダーであることを証明しなければいけなかったのです。」

「バレンティーノは、これまでに何度か、ライダーの能力、経験、才能が許される目的で、電子制御によるこのライダーサポートを縮小してほしいと訴えてきました。それは、ライダーの才能や能力が正当に評価されることを願っているからです。私も個人的に、スポーツ本来の姿として、ライダーサポートが縮小され、ライダーが自らの才能でバトルするところを見たいです。」

「最も望ましいのは、妥協点を見つけることですが、レースはさらにスペクタクロなものになると思います。」

経済危機に関しては、チームには影響がないことを説明。その一方で、コスト削減のために、具体的な例を挙げ、対策の検討を強調した。

「経済危機は世界中のビジネスに影響を与え、モータースポーツも例外ではありません。カワサキが休止するのは、そのことだけが原因ではなく、成績不振も大きかったと思います。もしかしたら、好成績を挙げ、優勝争いをしていたら、休止を延期できたかもしれません。継続参戦することもできたかもしれません。いずれにせよ、現状では何らかのアクションが要求されます。メーカーはコスト削減に対応するために政策を考えていますが、近年では、商業面が技術面より注目されていることから、FIMも、アクションを起こして欲しいです。」

「FIMにとっては、規則を改定する好機で、コスト削減は重要です。そして、この2年間をしっかり乗り切らなければいけません。」

「また、モーターサイクルスポーツが、どのように存在すべきか考えることも重要です。このスポーツのより良い将来のために、基礎を築いていく努力をするべきです。」

「そのための提案は幾つかあります。カーボンファイバー・ディスクの廃止。プラクティスセッションの短縮などによるエンジンとタイヤの消耗の少なくすることなど。解決方法は幾つかあり、最も効率の良いものが何なのか、エンジニアたちが検討することになるでしょう。我々と共に努力していかなければいけません。生き残ることが、一番の目標です。」

「ウイニングチームに変更はありません。2009年もこのままの体制で、6度目のチャレンジに向けて準備をしているところです。管理部門のレベルでは早崎氏が新しいマネージャーに就任されましたが、チームはエンジニアを含めて何も変りません。」

「この経済危機を乗り越えなければいけませんが、特にドラマチックというわけでもなく、最善の手段で資金を管理できるように努力しなければいけません。業務計画、移動費用など、技術開発やレースでのパフォーマンスとは直接関係のない分野にも取り組みますが、コースでは、もう1度チャンピオンを狙うために最高のものを追求して行きます。」

最後にブリビオは、台頭著しいヤングライダーたちに向けて、メッセージを送った。

「バレンティーノに勝つことは成功です。我々は全てのライバルたちを相手に、タイトルを防衛しなければいけません。バレンティーノを破ることで評価されることを期待するヤングライダーたちに対して、我々は攻めて行かなければいけません。」

フィアット・ヤマハは、5日からセパン合同テストに参加する。

Tags:
MotoGP, 2009, Fiat Yamaha Team

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