クルーセルがフィニッシュラインまで展開された優勝争いを僅少さで制した。
第5戦イギリスGPの決勝レースは20日、シルバーストンで行われ、ジュール・クルーセルが優勝を飾った。
気温16度。路面温度22度のドライコンディションの中、2番グリッドのクルーセルは、ポールポジションのクラウディオ・コルティと共にスタートからレースをリード。最後は4人による争いを0.057秒差で制し、キャリア71戦目で初優勝を挙げた。
9番グリッドのトーマス・ルティは、スタートで15番手まで後退したが、最速ラップを連発して、トップグループに追いつき、自己最高位の2位。第2戦スペインGP以来となるシーズン2度目の表彰台を獲得。
4番グリッドのフリアン・シモンは、シューターに乗り換え、3戦目で初表彰台を獲得すれば、地元出身のスコット・リーディングが4位に入った。
3人による5位争いは、17番グリッドのアレックス・デボンが制し、富沢祥也、マイク・ディ・メッリオ、チャビエル・シメオン、ドミニケ・エンジャーター、トニ・エリアスがトップ10入り。38番グリッドの高橋裕紀は18番手まで巻き返した。
コルティは、トップグループ内で走行中のラスト2ラップに転倒。レースに復帰して30位でフィニッシュすれば、3番グリッドのステファン・ブラドルは、2ラップ目にシモーネ・コルシと接触し、転倒リタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、エリアスがポイントリーダーの座を堅守。富沢が15ポイント差、ルティが22ポイント差に接近した。
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