セパンで2番手だったペドロサが1日目を制すと、ストーナーとロレンソが最速リズムで周回を重ね、青山が3番手に浮上。ロッシは転倒を喫したが8番手だった。
MotoGPクラスのオフィシャルテストは13日、開幕戦カタールGPの舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキットでスタート。ダニ・ペドロサがトップタイムをマークした。
前回のテストで総合2番手だったペドロサは、オーリンズ製のニューサスペンションを中心にテストを進め、28ラップ目に1分56秒271の1番時計を記録した。
前回のテストで3日間連続の1番時計を記録したケーシー・ストーナーは、開幕戦に向けたセッティングに取り組むと、7ラップ目に1分57秒台を突破。0.143秒差の2番手だったが、1分56秒台を12回記録した。
2日前に現地入りした青山博一は、前回のベースセッティングから開幕戦に向けてのベストセッティングを追求。0.173秒差の3番手に進出しただけでなく、30ラップ目から1分56秒台を3連発した。
3台のホンダ勢に続いたのは、3台のヤマハ勢。ジオメトリーの調整に取り組んだベン・スピース、リアグリップの改善に着手したホルヘ・ロレンソ、タイヤテストを行ったコーリン・エドワーズが続き、ロレンソは1分56秒台を最多の13回記録した。
コーナリングの改善と電子制御に集中したアンドレア・ドビツィオーソは、1分56秒台を4回記録。7番手だった。
ドゥカティのファクトリーチームは、セッティングが違う2タイプのバイクを準備。バレンティーノ・ロッシは、18ラップ目の9コーナーで転倒を喫したが、0.767秒差の8番手。ニッキー・ヘイデンは9番手に進出。コーナーの進入改善に専念したランディ・ド・プニエが初のトップ10入りを果たした。
セパンで好パフォーマンスを見せたマルコ・シモンセリは、セッティングを確認。11番手に入れば、アルバロ・バウティスタとエクトル・バルベラは電子制御、ロリス・カピロッシはシャーシ、ジオメトリー、スイングアームを調整。
新人組では、カレル・アブラハムが前腕上がり症状の痛みが緩和していることを確認。カル・クラッチローは照明を初体験。トニ・エリアスは、1.979秒差の最下位だった。
オフィシャルテストは、明日14日に2日目、最終日が行われる。
1日目: D.ペドロサ - 1分56秒271
2010年開幕戦カタールGP
ポールポジション: C.ストーナー – 1分55秒007
ファーステストラップ: C.ストーナー – 1分55秒537
サーキットレコードラップ: C.ストーナー – 1分55秒153(2008年)
サーキットベストラップ: J.ロレンソ – 1分53秒927(2008年)
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