タイトル争いのライバルたちに競り勝ったマルケスは、今季最大のアドバンテージを広げたが、ライバルたちとのポイント差を考えず、毎戦優勝を目指して立ち向かうことを強調した。
チーム・カタルーニャ・カイシャ・レプソルのマルク・マルケスは、第12戦チェコGPの決勝レースで、4番グリッドから優勝。2戦連続6勝目を挙げ、ランク2位に今季最大となる48ポイント差のアドバンテージを広げた。
34ポイント差のアドバンテージを持って、後半戦を迎えると、インディアナポリスで2年連続の優勝。昨年ポールポジションから4人による優勝争いで、0.161秒差で競り負けたブルノに乗り込むと、初日連続の6番手。2日目は連続の4番手だったが、決勝レースでは序盤からランク2位のポル・エスパルガロ、ランク3位のアンドレア・イアンノーネ、ランク4位のトーマス・ルティとの優勝バトルを展開。
ラスト3ラップにトップに飛び出すことを決断すると、最後はルティを0.061秒差で抑え込み、ブルノでキャリア初優勝を飾った。
「土曜のセッションで快適さが見つかり、レースへの準備ができた。上位に進出できることは分かっていたけど、リズムが非常に接近していたから、誰も逃げることができないと予想していた。」
「今日はグリップが低かったけど、スムーズに走れたから、ルティの走りを研究することができた。リズムは思っていたよりも遅く、終盤に向けて準備ができた。残り3ラップ、トップに位置するために全力を発揮して、最終ラップには勝つために全てのスペースを閉じた。いつもとは違う戦略だったけど、このトラックはいつも難しかったから、パワーを温存したかった。」
「この2連勝は、残りのシーズンに向けて大きな自信を与えてくれるけど、毎戦ゼロからスタートするように立ち向かう。ポイントを計算しない。2位、3位になることを考えない。1戦ずつ立ち向かうという目標を続けるつもりだ」と、気を引き締めた。
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