A.エスパルガロ:「目標はポールタイムから2、2.5秒落ち」
CRTから最高峰クラスへ復帰するエスパルガロ兄は、今年2度目のプライベートテストを前に、開発状況とシーズンの展望を語り、ARTの戦闘力に自信を見せた。
アスパル・チームのアレックス・エスパルガロは15日、チームのタイトルスポンサーに就任した電子ソフトスタータメーカー、パワー・エレクトロニクス社との契約調印式、チームマネージャーのホルヘ・マルティネス・アスパルと共に出席。CRTクレイミング・ルール・チームとして最高峰クラス挑戦に向けて抱負を語った。
アスパル・チームとはMoto2クラスに参戦することで合意したが、最終的にCRTプロジェクトの提案を受け入れた。2012年は、どのクラスに参戦することを希望していたのか?
MotoGPクラス。体格(181cm&70キロ)がハンディキャップとならないから、僕にとってはベストのクラスとなり、エキサイティングなスタートとなった。
チームメイトはランディ・ド・プニエ。彼とのタンデムは、マシン開発において機能するだろうか?
常に一番のライバルはチームメイト。ランディは経験豊富なライダーで、すごく、すごく速いけど、僕たちには良好な関係を築き、前回のテストでは沢山のことを話し合い、助け合った。重要なのは、僕たちのバイクがCRT勢の中でベストになること。今年は経験を積み、バイク開発の1年とする。僕たち2人で良い仕事ができるだろう。
開発スピードはゆっくりだろうか?それとも、シーズン序盤を経た後に一気に進むだろうか?
開発が進んで行くことは確か。CRTはファクトリーマシンに接近して行くだろう。当然、序盤のレースは苦しみ、ファクトリーマシンから離されることは明らかだけど、アイデアと目標は、グランプリ毎に進歩させること。そして、シーズン中盤から終盤にかけて、特にストレートが短いショートトラックで、ファクトリーマシンに接近することだ。
今年初テストとなった1月30日から2日間のバレンシアでは、ポジティブな評価を下し、グリップの良さに嬉しい驚きがあったことを説明した。今後の改善点は?
パワーアップと操縦性の向上。Moto2マシンとはすごく違うから、僕はそれに適応しなければいけないけど、バイクは良く機能するから嬉しい。それから、電子制御を上手く使いこなせるように、学習しないと。一番重要なのは、僕自身がバイクに適応すること。ステップ・バイ・ステップで良くして行かないと。
ARTアプリリア・レーシング・テクノロジーはどのようなバイクか?
スーパーバイクが改良されたバイクだと思う。当然、ラップタイムはスーパーバイクとMotoGPの中間で、スーパーバイクより少し優れ、MotoGPより少し劣る。パワーに関しては、もう少し改善できると思う。MotoGPと比較して、それほど離されていないだろう。電子制御に関しては、CRTのコンセプトがMotoGPよりも劣っていて、完璧ではなく、テレメトリーのチャンネルも少ないけど、良く機能するから、それを活かさないと。
初テストでは、CRT勢のライバルたちが参加しなかった。次回のテストとなる1月20日からのヘレスでは、直接的な比較ができるだろうか?
それは確かではない。もちろん、僕たちもマレーシアに行きたかったけど、あそこに行かないとは当然のこと。バイクは未熟で、メーカーの拠点があるヨーロッパでテストを実施することが大きな保証となる。ヘレス、アラゴンでテストを実施した後に、オフィシャルテストに参加する。開幕前に僕たちのポジションを確認できる機会けど、アプリリアはCRT勢の中でベストにならなければいけない。
マレーシアでベターは走りをしたコーリンのバイクと比較したい。セパンは高速で、1000ccのパワーが大きく発揮されるから、比較と言う意味では少し疑わしいトラックだけど、アラゴンとヘレスで、シューター&BMWより優れているか確認しよう。目標はポールタイムから2、2.5秒落ち。そのあたりでグッドなリズムを見つけることだ。
経験豊富なエドワーズとド・プニエの参戦により、CRT勢のベストライダーになることは決して簡単ではないだろう。
パシーニのように、クラス未経験だけど、速いライダーがいる。楽しめ、ファクトリーマシンを少し忘れることになるだろう。もちろん、接近するためにトライしなければいけないけど、全てのマシンは戦闘力がある。僕たちはCRT勢で闘うこと、最もストロングになることに集中する。アプリリアは、その中で最も性能の高いバイクとしてスタートしなければいけないから、ランディが最もストロングなライダーでなければいけない。彼に勝つために闘わないと。CRT勢のトップになれば、それはすごく嬉しいことだ。
新たなプロジェクトを立ち上げたアスパル・チームの雰囲気は?
僕たちとアプリリアには、大きな期待感がある。バイクは全く新しいけど、初めて乗ったとき、僕たちはすごく気に入った。ホルヘとアプリリアは、懸命に働き、どこに到達するのかみんなが楽しみにしている。僕たちは1年間を通じて懸命に働くつもりだ。
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