レプソル・ホンダ、総合1・3番手に進出
昨季3冠を達成したホンダのファクトリーチームが、今年初テストで好パフォーマンスを披露。王者ストーナーは1日目をキャンセルしたことから2日間で50ラップの周回に止まったが、2分00秒台を唯一突破。チャンピオンの貫録を見せれば、ペドロサは3番手に進出した。
レプソル・ホンダのケーシー・ストーナーは、オフィシャルテスト3日目、最終日に1番時計を記録。ダニ・ペドロサは3番手に浮上した。
2日目の今年初走行でトップタイムをマークしたストーナーは、1ラップ目から2分00秒台を刻むと、ブリヂストンタイヤとショックのテストを中心にテストプログラムを進め、合計21ラップを周回。2分00秒台を4回記録した。
2ラップ目には、2009年にバレンティーノ・ロッシが樹立したサーキットベストラップ(2分00秒518)を0.911秒上回る1分59秒607を記録しただけでなく、当地で開催された昨年2月の2度目のテストで非公式ながら記録したトップタイム(1分59秒665)も更新した。
「全体的にグッドなテストとなった。3日間で2日間しか走ることができなかったのは不運だったけど、好天候の中で予定していたプログラムを全て消化することができた。1日目を失ってしまったけど、あまり影響はなかった。それに、火曜のトラックコンディションはあまり良くなかった。」
「腰は完璧ではないけど、バイクは良く走る。チャタリングが少し弱まり、ショックの細かいところなどを試した。すごく良かった。次のテストでもう少し改善できるのかを待たなければいけないだけ。家に帰ってアドリアーナに会い、赤ん坊が生まれて来るのを待ちたい」と、会心の笑みでテストを総括した。
2日目4番手のペドロサは、ブレーキングの安定性と電子制御の仕事に取り組みながら、2分00秒台を3回記録。0.649秒差の3番手に浮上した。
「マレーシアでのテストはとても疲れる。今朝起きたときには身体が痛く、硬かったけど、走る前にウォームアップして、少しだけ良い感じになった。とにかく、エンジン、シャーシ、タイヤといったバイクの総合的なテストをする価値があった。」
「今回テストは、1000ccマシンでのコンプレートなテストとなり、次回に向けて分析と調整をするための良い情報を収集した。昨日も言ったように、ブレーキングの際の安定性を改善するために仕事をしなければいけない。ポテンシャルとグリップをコントロールするために電子制御の仕事にも取り組んでいる。チャタリングは続き、解消することは困難なことだと解っているけど、ホンダが何とかしてくれることは確かだ。」
「全体的には、グッドなテストとなり、アイデアを持って3週間後に戻って来る。バイクはフィジカルで、加速とブレーキングでポテンシャルを感じる。それに重たい。2度目のテストに向けてフィジカルトレーニングを続ける」と、課題と反省点を説明した。
ファクトリーライダーの2人は、本田技研が3日に都内で主催するモータースポーツ発表会に出席するため、クアラルンプールを出発する。
C.ストーナー
3日目: 1分59秒607 (21ラップ)
2日目: 2分00秒895 (29ラップ)
1日目: キャンセル
D.ペドロサ
3日目: 2分00秒256 (26ラップ)
2日目: 2分01秒508 (35ラップ)
1日目: 2分02秒003 (48ラップ)
セパン1‐トップタイム: 1分59秒607
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