第9戦アメリカGP:MotoGP™クラスプレビュー

Preview United States MotoGP
Wednesday, 17 July 2013

ポイントリーダーに返り咲いたマルケスが、ラグナセカに初挑戦。前戦欠場したペドロサとロレンソが復帰を決断すれば、表彰台を連取したクラッチロー、ロッシが、サマーブレイク前に上位陣とのポイントギャップを詰めに行く。

第9戦アメリカGPは、マツダ・レースウェイ・ラグナセカで19日に開幕、21日に決勝レースを迎え、ポイントリーダーに返り咲いたマルク・マルケスが2ポイント差のアドバンテージを持って、初めて当地に挑戦する。

1975年、カリフォルニア州モントレー近郊に開設された当地は、1988年にグランプリを初開催すると、1994年まで6年間連続して開催。ヤマハ発動機がサーキット改修費を支援すると、2005年7月に11年ぶりにレースカレンダーに復帰し、今年で9年連続15回目の開催を迎える。

2010年から3年連続してポール・トゥ・フィニッシュを決めたザクセンリンクに乗り込んだマルケスは、今季3度目のポールポジションから第2戦アメリカズGP以来となる2勝目を達成。

1年目に2勝を挙げたのは、ケニー・ロバーツ、フレディ・スペンサー、ルカ・カダローラ、マックス・ビアッジ、バレンティーノ・ロッシ、ダニ・ペドロサ以来。同時に年間7度の表彰台を獲得したのは、1965年のジャコモ・アゴスチーニ以来となり、今週末の当大会から残り10戦で記録を更新する可能性が高まった。

今週末は、約15メートルの高低差を下るS字シケイン、コークスクリューを代表する反時計回りの低速トラックに初挑戦する。

前戦ドイツGPを欠場して、ランク2位に後退したペドロサは、目眩や低血圧の症状を訴えていたが、15日の午後に体調が良くなったことを明かし、昨年3番グリッドから3位、2009年に優勝したトラックに向けて、17日にサンフランシスコ行きのフラントに搭乗する予定。

2戦連続して左肩を強打して、左鎖骨を再手術したホルヘ・ロレンソは、11ポイント差のランク3位に後退。ロレンソ本人が運営するソーシャルネットワークで、しっかり治して、サマーブレイク明けの第10戦インディアナポリスGPからの復帰を明かしていたが、精密検査を経て、復帰を決断。所属先のヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは、第7戦TTアッセンで証明したように驚異的な回復力を考慮して、マシンをラグナセカに搬送していた。

ランク4位のカル・クラッチローは、前戦で今季4度目の表彰台を獲得して、ランク3位とのギャップを20ポイント差まで挽回。来季の就任先に注目が集まる中で、昨年の5番グリッド‐5位以上のリザルトを狙う。

ランク5位のバレンティーノ・ロッシは、今季3度目の表彰台を獲得して、ランク3位とのギャップを26ポイント差まで挽回。2008年に優勝したトラックで優勝争いに挑戦する。

困難な状況からの脱出を図りたいドゥカティ勢。ランク6位のアンドレア・ドビツィオーソは、ラボラトリーバイクの投入を決断したが、初日の転倒で予定の変更を強いられれば、ランク9位のニッキー・ヘイデンは、決勝レース直前に転倒により2号車への乗り換えが上手く行かなかったが、2005年と2006年に連勝したホームトラックで上位陣とのギャップを詰めたいところ。

サテライトのベン・スピースは、第10戦インディアナポリスGPからの復帰を予定していることから、中量級に参戦するアレックス・デ・アンジェリスを召集。既に2日間のプライベートテストを実施して、デスモセディチGP13を試乗したが、アンドレア・イアンノーネは、前戦で右肩を負傷したことから、欠場することになった。

CRT勢では、ランク10位に進出するアレックス・エスパルガロは、4戦連続して8位を獲得しただけでなく、確実にトップとのタイム差を接近。優勝者から30秒台の突破を目指す。

第6戦カタルーニャGPで負傷した青山博一は、前戦で復帰。まだ本調子ではないことから、100%の走りができないが、後半戦を視野に入れて、データの収集に取り組む。

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