WROOOM‐ゴブマイヤーがプレスカンファレンスの初登場
アウディ・グループの買収時に設定した目標に向けて、ドゥカティ・コルセのジェネラルマネージャーに就任したドイツ人のゴブマイヤーが初めて報道陣の前に姿を見せ、現状と将来に関して説明した。
ドゥカティ・コルセのジェネラルマネージャーに就任したベルンハルト・ゴブマイヤーは16日、イタリアのマドンナ・ディ・カンピリオで開催中のWROOOM‐プレス・スキー・ミーティングに初めて参加。プレスカンファレンスで現状と将来のマシン開発に関して説明した。
スーパーバイク世界選手権でBMWのディレクターを務め、モータースポーツ界で豊富な経験を所有するドイツ人、ゴブマイヤーは、今回初めて報道陣の前に姿を見せ、「ドゥカティに入社してから数日間が経ち、変更に関して話題にするには時期尚早です。まだ現状の分析段階です。」
「現状あるものから築き上げて行き、革新よりも進化にアプローチします。革新が良いことも悪いことも滅ぼすことを理解しています。それは機能しません。ドゥカティは私に素晴らしい感銘を引き起こしました。素晴らしいファミリーで、全てがこの企業のプロジェクトに向けて、動機と献身に役立ちます」と、初印象を明かした。
フィリッポ・プレジオーシの後任に指名されたことに関しては、「もちろん、彼の経験を活用します。我々は連絡を取り合い、2人ともドゥカティが勝利者になることを望みます。彼の新たな役割は、レパルト・コルセ(レース部門)と製造部のつなぎ役を提供します。フィリップ以外にもドゥカティにはアイデアを持つ素晴らしいエンジニアたちがいることを言わなければいけません。私のアイデアに関しては、報道陣に説明する前に、最初に彼らと話しをすることを希望します。」
「変更に向けては、奇跡的なパーツはありません。成功に向けて、沢山の要因が関連します。タイヤ、チームと全ての関係者のモチベーション、ミケーレ・ピロを含めた5人のライダーたち、技術から始まり、幸運に関しては話題にしません。バイクの全ての要素に関して働かなければいけません。革新はありません。バイクはポテンシャルがあり、信頼感があります」と、個々の能力をまとめ、総力をあげて、デスモセディチの進化を図ることを強調。
「将来に向けての計画があります。今回発表したバイクは、大きなポテンシャルを引き出せることから、そこから始めます。同時にシャーシ、電子制御、エンジンに関して幾つかのアイデアがあり、開発のプロセスを導入する前に、まずはテストを実施します。」
「アンドレア、ニッキー、ベン、アンドレアの4名にとって、バイクは扱いやすくなければいけません。ケーシー・ストーナーだけが扱えるバイクではいけません。ヤマハからコピーをしません。過去に成功を証明した哲学を変更しませんが、目標は当然、従順なバイクにすることです。」
「1つのことは確かです。それは、デスモドロミックのスピリッツに変更がないということ。機能するエンジンを変更する理由は何もありません。これはドゥカティの歴史の一部であり、規則が許可する間は、デスモドロミックを維持します」と、進化の方向性を説明。
参入したアウディ・グループの影響に関しては、「アウディはバイクレースの経験はありませんが、レース分野に限定して、科学研究のレベルで支援します。このような協力はドゥカティ、そして、アウディにとっても大変良いことです」と、具体的な役割を明かした。
将来の方向性については、「中長期の開発であることを説明したアンドレアのアプローチに合意します。レースはドゥカティのDNAであり、今年は進化の年になるでしょう。しかし、それはリザルトを望まないと言うのではありません。」
「上位に進出するためには、少しの時間が必要であり、2014年の規定改定は、我々を先行するライバルたちとのギャップを詰めるために、我々にとって重要な機会となるでしょう」と、展望を示した。
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