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MotoGP™クラスオフィシャルテストプレビュー

MotoGP™クラスオフィシャルテストプレビュー

最高峰クラスは、12月と1月のテスト禁止期間を経て、2月4日からセパンでオフィシャルテストを開始。イオダレーシング・プロジェクトを除く、12チーム、22名のMotoGP™ライダーたちが、3月の開幕戦カタールGPに向けて本格的に始動。2014年シーズンの全貌が明らかになるだけでなく、2015年に復帰を表明したスズキも参加する。

最高峰クラスのオフィシャルテストは、2月4日から3日間、マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで開催。昨年11月の最終戦バレンシアGP終了後、リカルド・トルモ・サーキットで3日間のオフィシャルテストを実施してから83日後、12月と1月のテスト禁止期間を経て、イオダレーシング・プロジェクトを除く、12チーム、22名のMotoGP™ライダーたちが、2014年シーズンに向けて本格的な準備を開始する。

独自に開発するECUのソフトウェアを使用するファクトリーオプションは、年間で最大5基までのエンジンが使用可能となるが、エンジン設計と内部部品の凍結が義務となり、最大燃料容量が21リットルから20リットルに変更。

ファクトリーオプションは、バイクメーカーが直接運営するファクトリーチームとファクトリーマシンを使用するサテライトチームに分けられ、ホンダ、ヤマハ、ドゥカティの3メーカーが参戦。ホンダとヤマハのファクトリーチームは、ライダーの変更はないが、ドゥカティはカル・クラッチローが加入した。

参戦1年目で史上最年少記録を次々に書き換えたレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、11月のオフィシャルテストで、初日こそ走行を見送ったが、2日目から連続の1番時計を記録して、総合1番手に進出。ウインターブレークを利用して、12月2日には先天性の鼻呼吸問題を解消するために、鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)の矯正手術を受けていた。

チームメイトのダニ・ペドロサは、通算14年目、最高峰クラス9年目に向けて、11月のオフィシャルテスト終了翌日に2011年第4戦フランスGPで骨折した右鎖骨を手術。固定プレートと13本のボルトを除去すれば、初参戦となった2001年から二人三脚でキャリアを歩んで来たアルベルト・プーチがアジア・タレント・カップを含めたヤングライダーたちの指揮を執ることになり、ペドロサのクルーから離脱。新たな環境でスタートする。

最終戦までタイトル連覇に挑戦したヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのホルヘ・ロレンソは、12月16日に第7戦TTアッセンと第8戦ドイツGPの転倒で骨折した左鎖骨を再度手術。固定プレートと11本のボルトを除去した。

極めて重要なシーズンと位置付けたバレンティーノ・ロッシは、これまでと異なる手段で仕事に取り組み、戦闘力をアップして、ヤマハとの延長契約を確保するために、最高峰クラスに進出した2000年からチーフクルーを務めたジェリミー・バージェスからシルヴァーノ・ガルブセラに変更することを決断。今回から本格的な共同作業を開始する。

低迷からの復活を目指すドゥカティは、アプリリアのテクニカルディレクター兼スポーティングディレクターを務めたルイジ・ダリーニャをジェネラルマネージャーとして招集。デスモセディチの戦闘力アップに向けて、環境面の改善に着手すれば、アンドレア・ドビツィオーソのチームメイトとして、クラッチローが移籍。ファクトリー契約でサテライトチーム、プラマック・レーシングから参戦するアンドレア・イアンノーネを加え、テストライダーのミケール・ピロが合流して、デスモセディチGP13とGP14の比較テストに取り組む。

サテライト勢では、HRCのファクトリーサポートを受けるステファン・ブラドルが、ブレーキをフロント、リア共にブレンボに変更。アルバロ・バウティスタは、サポート体制が強化されるブレーキのニッシン、サスペンションのショーワから全面的な支援を受ける。

中量級王者として最高峰クラスに挑戦するポル・エスパルガロは、ファクトリー契約でサテライトチームのモンスター・ヤマハ・テック3から参戦。11月の初テストでは、総合8番手に進出すれば、最高峰クラ2年目を迎えるチームメイトのブラドリー・スミスは、総合2番手に躍進。ヤングライダーを代表するマルケス、ブラドルに続き、頭角を現した。

2012年に導入されたCRTクレーミングルールチームから名称が改められ、エンジンの買取制度が規定から廃止されたオープンオプションは、大会主催者が準備する共通ECUを使用するほか、年間で最大12基までエンジンの使用が可能となり、最大燃料容量は24リットルまで許可されることになった。

規定の変更に伴い、昨年まで2年間CRTをリードしたアプリリア製のARTに加え、ホンダはRC213VをベースとしたRCV1000R、ドゥカティはコンプリートマシンを投入。ヤマハはリースパッケージとしてM1のエンジンを準備する。

2年連続してCRTをリードしたアスパル・チームを筆頭に、カルディオン・AB・モーターレーシング、ゴー&ファン・ホンダ・グレシーニがホンダ製の市販車レーサー、RCV1000Rを選択。ニッキー・ヘイデン、青山博一カレル・アブラハム、スコット・レディングの4人が使用する。

ヤマハのリースパッケージを使用するのは、FTRとのコラボを結成したNGM・モバイル・フォワード・レーシングのコーリン・エドワーズとアレックス・エスパルガロ。2年連続してCRT勢の最高位に進出したエスパルガロ兄は、11月のオフィシャルテストでカテゴリーのトップとなる総合10番手に進出する好走を見せていた。

ドゥカティは、サテライトチーム、プラマック・レーシングのヨニー・エルナンデェスにオープンオプション用に改良したデスモセディチを投入する。

参戦1年目の昨年に1台のオリジナルマシンを投入したポール・バード・モータースポーツは、アプリリア製のエンジンを搭載した2台のオリジナルマシンを準備。マイケル・ラバティに加え、ブロック・パークスを起用する。

2年連続して高い戦闘力を見せたアプリリア製のARTに変更することを決断したイオダレーシング・プロジェクトは、2月下旬に当地で開催が予定されている2度目のオフィシャルテストから参加を予定する。

アビンティア・ブルセンスは、昨年に引き続き、カワサキエンジンを搭載したFTR製のマシンを使用。エクトル・バルベラに加え、マイク・ディ・メッリオが最高峰クラスに初挑戦する。

2015年に復帰するスズキは、テスト参加を予定。ランディ・ド・プニエをテストライダーとして継続起用して、バイク開発とデータ収集に取り組む。

Tags:
MotoGP, 2014

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