Tickets purchase
VideoPass purchase

エスパルガロ兄:「多くのサーキットで表彰台が狙える」

エスパルガロ兄:「多くのサーキットで表彰台が狙える」

オフィシャルテストと開幕戦カタールGPの好走と上位進出により、2014年のダークホース的存在として注目が集まるエスパルガロ兄が、シーズン緒戦、足の手術、今季の目標、弟ポルの最高峰クラスデビューについて語った。

NGM・フォワード・レーシングのアレックス・エスパルガロは、キャリアのベストリザルトを獲得した開幕戦カタールGP後、3月25日にバルセロナ市内の大学病院で右足の親指を手術。次戦アメリカズGPに向けて、1日からリハビリとトレーニングを開始した。

カタールから帰国後、手術を受けた理由は?
今回の手術は転倒とは無関係。木曜のフリー走行1で足の爪が皮膚に刺さってしまい、その後の走行に影響が出ないように、ミル医師に皮膚を切って鎮痛剤を打ってもらったけど、ブーツを履いたら、痛みが酷くなったから、根元から切開して縫ってもらった。たいしたことではないけど、歩くことができなかった。

最初の2日間は1番手。土曜の予選で2度の転倒を喫した後、日曜の決勝レースでは4位に進出。まさに、ジェットコースターのような週末だった。
3つのフリー走行で1番手に進出。週末の始まり方がとても嬉しかった。その後、もしかしたら、初めてポールポジションを獲得する機会となったから、神経質になってしまい、2度も大きなミスを犯してしまった。転倒で後方からのスタートとなってしまい、その上、2台のバイクが破損してしまったから、2台から寄せ集めたパーツで1台の組み立てることを強いられた。そのバイクを走らせることは、快適ではなかったけど、落ち着いて走って、13ポイントを稼いだ。もし、土曜にミスを犯さなければ、レースではもっと上手くやれたはずだ。

転倒しなければ、マルケス、ロッシ、ペドロサ、バウティスタらと上位争いができたかもしれない。
その通り。彼らとバトルができたかも。僕のペースは、マルケスとロッシと同じようだったけど、上位陣と比較して、トップスピードが時速10~15キロほど劣っていたから、もし、彼らと一緒に走っていれば、スリップストリームで挽回できたかもしれない。とにかく、土曜にミスを犯したことの代償は大きい。次戦では、もっと前のグリッドからスタートできるようにトライしよう。

カタールの週末を振り返ると?
ミスから学ばないと。土曜の転倒で良かったことは、日曜に落ち着いて走り、転倒のミスを犯さなかったこと。土曜は落ち着くことが必要。全てがもっと簡単に運ぶように、ポールポジションではなく、1列目を狙うようにしたい。

君のオープンオプションは特に機能していた。次戦以降も高い戦闘力を維持できるだろうか?ロサイルでは、プレシーズンの最後のオフィシャルテストが事前に開催され、ファクトリー勢を除く、オープンオプションとサテライト勢が3日間のテストを実施した。その結果が週末に反映されたけど、あのような状況は今後も再現されるだろうか?
僕だけではないだろう。コーリン・エドワーズは僕と同じバイクを走らせ、アブラハム、青山、ヘイデン、レディングのホンダ勢は、僕たちよりも時速3、4キロ遅いだけ。オープンオプションは上位陣にもっと接近できると思う。当然、最終的にはチームとライダーが違いを生み出すことになるけど、僕たちの場合、決して簡単なことではないけど、多くのサーキットで表彰台争いができると思う。今季の目標はトップ6だから、沢山のポイントを積み重ねないと。今、僕はランク4位。良い方向に進んでいる。

次戦はコーリンのホームとなるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催。彼は転倒後、バイクを修復するために必要なパーツを提供してくれた。どんなレースになるだろうか?
コーリンのようなチームメイトがいることが嬉しい。彼のバイクから幾つかのパーツを貸してくれただけでなく、彼の経験が僕をいつもサポートしてくれる。僕にとっては初めてのことでも、彼は過去に多くの経験を積んでいるから、困難な時には僕を助けてくれる。例えば、カタールの週末では、燃料タンクが上手く機能せず、燃費のテストが必要だったけど、彼がその作業を引き受けてくれた。

テキサスでは、難しいレースになるだろう。ストレートは長く、トップスピードで苦しむことを覚悟している。新しいフェアリングが届くヘレスまでは、上手くやりたい。コーリンが地元の利を引き出してくれれば、僕たちは表彰台に近い位置でバトルができるかもしれない。

表彰台?それとも表彰台の近く?
そうなればいい!カタールで証明したようにレースペースは良い。あれほど簡単には行かないけど、まずは土曜に1列目、2列目争いにトライしよう。表彰台争いができるかは、その次の段階だ。

弟のポルは、プレシーズンのオフィシャルテストで負傷して、フリー走行2でハードクラッシュを喫して、君以上に波乱の幕開けとなった。
最高峰クラスは、難しいカテゴリー。ポルはもう少し手頃だと想像していたと思う。グッドなペースを掴み、速く走って、上位陣とのギャップは少しだけど、レースではいろいろなことが蓄積される。彼は才能があり、カタールのテストで証明したように、1ラップだけなら戦闘力があるけど、レースはそうではない。みんなが速く、レベルが非常に高い。それに、左鎖骨骨折で手術を受ける必要があったから、理想的なスタートが切れなかった。身体に要求される以上に早く適応しようとすれば、転倒という代償を払わされる。彼の場合は鎖骨を骨折して、フリー走行で再び強烈な転倒を喫してしまった。もう少し時間が必要だと思うけど、このカテゴリーに対して十分に適応したことを証明した。

ほぼ1週間の休息で、カタールのレースを何度か振り返る機会があったと思うけど?
レースビデオを観た。ファンにとっては楽しかったと思う。序盤はMoto2™クラスのような展開で、終盤はバレンティーノとマルクがナイスなバトルを繰り広げた。最終ラップにマルクがプッシュして、バレンティーノにバトルのチャンスがなくなってしまったのは残念だったけど、互角だった。ヤマハがホンダに似ているように見えたから、チャンピオンシップはオープンで、ファンにとっては面白い展開になると思う。

Tags:
MotoGP, 2014, COMMERCIAL BANK GRAND PRIX OF QATAR, Aleix Espargaro, NGM Forward Racing

Other updates you may be interested in ›