開幕戦カタールGP:MotoGP™クラスプレビュー

MotoGP preview Qatar
Monday, 17 March 2014

新たな時代を迎え、ファクトリーオプションとオープンオプションの2つのカテゴリーに区別される2014年の最高峰クラス。負傷から復帰する王者マルケスを中心に、ロレンソ、ペドロサ、ロッシがタイトル争いに挑戦する。

2014年シーズンの開幕戦カタールGPは、ロサイル・インターナショナル・サーキットで20日に開幕、23日に決勝レースが行われ、2月から3度のオフィシャルテストとタイヤテストを実施した13チーム、23名のMotoGP™ライダーたちがタイトル獲得に向けて挑戦を開始する。

2014年の最高峰クラスは、新たに施行される技術規定により、ファクトリーオプションとオープンオプションの2つのカテゴリーに区別される。

ホンダとヤマハのファクトリーチームとサテライトチームに所属する8名は、ファクトリーオプションからエントリー。ファクトリーが独自に開発するECUのソフトウェアを使用することができ、年間で1名あたり最大で5基までのエンジンが使用可能となるが、エンジン設計と内部部品の凍結が義務となり、最大燃料容量は21リットルから20リットルに制限される。

参戦1年目に史上最年少の記録を次々に書き換えて、チャンピオンに輝いたマルク・マルケスは、今年最初のオフィシャルテストで総合1番手に進出したが、2月18日にスーパーモタードを使用したトレーニング中に右脚腓骨を骨折。昨年のデビュー戦で表彰台を獲得した当地に向けて、今年2度目のオフィシャルテストとタイヤテストをキャンセルし、治療とリハビリに専念してきた。

チームメイトのランク3位、ダニ・ペドロサは、今年最初のテストで総合6番手だったが、2度目のテストでは同タイムの総合2番手に進出。タイヤテストを含めて、順調にテストプログラムを消化した。

ランク2位のホルヘ・ロレンソは、今年最初のテストで総合3番手だったが、2度目のテストでは7番手に後退。ブリヂストンが準備した2014年型のタイヤに対して適応に苦戦したが、タイヤテストでは、3日間連続の1番時計を記録した。

新たにチーフクルーを迎えたランク4位のバレンティーノ・ロッシは、テストで総合2番手と1番手に進出。自ら勝負の年と決意したシーズンに向けて、順調な仕上がりを見せた。

サテライト勢のアルバロ・バウティスタ、ステファン・ブラドル、ブラドリー・スミスは、昨年11月のオフィシャルテストから順調にテストプログラムを消化。存在感を示す走りを見せれば、中量級王者のポル・エスパロガロは、3度目のオフィシャルテストで総合2番手に進出したが、左鎖骨を骨折。デビュー戦に向けて、集中的な治療とリハビリに取り組んでいる。

ドゥカティのファクトリーチームをはじめとする15名は、2012年に導入されたCRTクレーニングルールチームから、エンジン買取制度が規定から廃止され、名称をオープンオプションに変更したカテゴリーからエントリー。

大会主催者が供給する共通ECUの使用が義務付けとなり、エンジン台数は最大12基、最大燃料容量は24リットルまで許可され、ワンランク柔らかいタイヤが使用できる。

2度目のオフィシャルテスト終了後、ドゥカティはファクトリーオプションからオープンオプションに変更することを発表。アンドレア・ドビツィオーソ、カル・クラッチロー、アンドレア・イアンノーネは、新たな技術規定の下で参戦することになる。

オープンオプションで好走を見せたのは、CRTで2連続して最高位に進出したアレックス・エスパルガロ。チームメイトのコーリン・エドワーズと共にヤマハのリースパッケージを使用して、連続して総合4番手に進出した後、ファクトリー勢が不在だった3度目のオフィシャルテストで総合1番手に飛び出す快走を見せた。

日本から参戦の青山博一は、新天地のドライブM7・アスパルに移籍。チームメイトのニッキー・ヘイデン、左肩の負傷から回復中のカレル・アブラハム、新人スコット・レディングと共にホンダ製の市販レーサー、RCV1000Rを使用する。

2度のオフィシャルテストを欠場したダニロ・ペトルッチは、CRTで2年連続して上位を独占したアプリリア製のARTを使用すれば、エクトル・バルベラとマイク・ディ・メッリオ、マイケル・ラバティとブロック・パークスは、オリジナルマシンで参戦する。

ファクトリーオプションの条件。
・ ファクトリーが独自に開発するECUソフトウェアの使用が可能。
・ 大会主催者が準備する共通ECUのハードウェアの使用。
・ ライダー1人あたり年間で使用可能なエンジン台数は最大で5基。
・ エンジン凍結の義務。
・ 最大燃料容量は20リットル。

オープンオプションの条件。
・ 大会主催者が準備する共通ECUのソフトウェアとハードウェアの使用。
・ ライダー1人あたり年間で使用可能なエンジン台数は最大で12基。
・ 最大燃料容量は24リットル。
・ ワンランク柔らかいタイヤの使用。

TAGS Qatar

ビデオ:

See all videos for this event

フォトギャラリー:

Open more news

最新ニュース

  • MotoGP™
  • Moto2™
  • Moto3™
続きを読む »
Advertising