MotoE™ワールドカップ~開幕戦に向けて始動

12チーム18名のレギュラーライダーたちが好天候の下でテストを開始。

FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』のオフィシャルテストは13日、開幕戦スペイン・ヘレス大会の開催地、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで始まり、18年シーズンに中量級に参戦した17年Moto2™欧州選手権王者のブラジル人ライダー、エリック・グラナドが11月に当地で実施されたオフィシャルテストの最速時計(1分50秒265)を更新するトップタイムをマークした。

集合写真の撮影会を実施した後、最初のセッションは10時35分から11時20分まで。元08年125ccクラス王者マイク・ディ・メッリオが1番時計を記録。

2度目は、バッテリーの充電に問題が発生したことから、予定されていた16時35分から45分間のセッションが18時00分から30分間に変更されたが、良好なコンディションに恵まれたことから、全員がラップタイムを伸ばすことに成功。マリア・エレーラは、今週末にチャーン・インターナショナル・サーキットで開催されるスーパースポーツ世界選手権の第2戦タイ大会に参戦するため、セッションをキャンセルした。

オフィシャルテストは、15日まで開催される。

1日目総合結果
1. エリック・グラナド:1分48秒984(20ラップ)
2. ニキ・トゥーリ:+0.433秒差(22ラップ)
3. エクトル・ガルソ:+0.497秒差(18ラップ)
4. マイク・ディ・メッリオ:+0.545秒差(17ラップ)
5. アレックス・デ・アンジェリス:+0.591秒差(20ラップ)
6. ジョシュ・ホック:+0.779秒差(15ラップ)
7. ランディ・ド・プニエ:+0.802秒差(19ラップ)
8. ブラッドリー・スミス:+1.032秒差(13ラップ)
9. イェスコ・ラフィン:+1.394秒差(19ラップ)
10. ロレンソォ・サバドーリ:+1.503秒差(23ラップ)
11. ニコラス・テロール:+1.647秒差(18ラップ)
12. ニッコロ・カネパ:+1.695秒差(19ラップ)
13. チャビエル・シメオン:+2.033秒差(20ラップ)
14. マッティア・カサデイ:+2.154秒差(19ラップ)
15. ケニー・フォレイ:+2.311秒差(21ラップ)
16. セテ・ジベルナウ:+2.404秒差(20ラップ)
17. マッティア・フェラーリ:+2.474秒差(19ラップ)
18. マリア・エレーラ:+4.960秒差(13ラップ)

tc-motoE
Sete Gibernau, Pons Racing, Jerez MotoE™ Test
Eric Granado, Avintia Esponsorama Racing, Jerez MotoE™ Test
Maria Herrera, Sama Qatar Angel Nieto Team, Jerez MotoE™ Test
オフィシャルウェブサイトの『ビデオパス』では、開幕戦スペイン・ヘレス大会から最終戦イタリア・ミサノ大会までの全セッション&全決勝レースを完全生中継配信。オフィシャルアプリを利用すれば、いつでも、どこでも、観たいときに『ビデオパス』の視聴が可能。