『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』は26日、初開催となる19年シーズンの開催日程を発表。ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトとルマンでの開催を予定していた開幕戦スペイン大会と第2戦フランス大会はキャンセルされ、第3戦ドイツ大会が開幕戦に指名された。
今月13日からヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで今年最初のオフィシャルテストが始まったが、14日の00時15分頃、サーキット内に設置された新設のE-パドックから火災が発生し、保管されていた大部分の関連機材を損失。火災の原因に関する初期証拠から主な出火の原因はショートサーキット(短絡)だった可能性が高く、地元警察からの最終的な報告を待っている。
その一方で、大会主催者側は、延期されていた2度目のオフィシャルテストを6月に実施する方向で作業を着手。現時点で会場は未定。
初年度は予定通りに6レースを開催。開幕戦のドイツ大会と4戦目から2戦目に繰り上げられたオーストリア大会はそれぞれ1レースを実施。第3戦イタリア大会は予定通りに2レース。
新たに最終戦の舞台に指名されたのは、サーキット・リカルド・トルモ。最終戦スペイン大会は2レースを実施する。
『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』は、MotoGP™世界選手権の併催大会と開催され、開幕戦ドイツ大会の決勝レースは、7月7日(日)に実施することが決定した。
19年シーズン開催日程
開幕戦ドイツ大会:7月5日~7日(ザクセンリンク)
第2戦オーストリア大会:8月9日~11日(レッドブルリンク)
第3戦イタリア大会:9月13日~15日(ミサノ・ワールド・サーキット)
最終戦スペイン大会:11月15日~17日(サーキット・リカルド・トルモ)