テキサス州オースティン市近郊に位置するサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)は、アメリカ合衆国で初めて『MotoGP™世界選手権』と『F1世界選手権』のダブル開催を目的に、面積1,000エーカー(約404.6万m²)の敷地に建設。
2010年12月31日に着工すると、2012年9月に完成。アメリカにおいて、デイトナ、ラグナセカ、インディアナポリスに続く、4つ目の開催地として、サーキット・オブ・ジ・アメリカズとドルナスポーツとの間で、2013年から10年間の開催に関して合意し、2022年までの開催が決定。
トラックは、多くのアメリカのサーキット同様に反時計回り。初開催された2013年の開催日程の中では最長となるメインストレート(1,200メートル)とヘアピン、中高速コーナー、ブラインドコーナーの組み合わせ。高低差は最大41メートル。インテルラゴス、シルバーストン、ホッケンハイム、イスタンブールの有名なコーナーがトラックレイアウトに採り入れられている。
開催6年目となった2018年、元王者ニッキー・ヘイデンの功績を称え、18コーナー横の丘にゼッケン番号の69を描き、『ヘイデン・ヒル』と命名。
2020年は、シーズン3戦目として4月に開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響を受け、開催をキャンセル。8度目の開催となる2021年は、シリーズ3戦目として4月の開催を計画していたが、1月22日に第4四半期(10月から12月)まで延期することが発表された。
周回数 | レース走行距離 | 赤旗レース終了 | |
---|---|---|---|
MotoGP | 20 | 110.3 km 68.6 miles |
15 (3/4 の全周回数) |
Moto2 | 17 | 93.7 km 58.3 miles |
11 (2/3 の全周回数) |
Moto3 | 18 | 99.2 km 61.7 miles |
12 (2/3 の全周回数) |
初めてのアクセスですか?登録