メディカルディレクター「外出しないことが唯一の手段」

スペインのスポーツ紙『MARCA（マルカ）』は、スペイン・バルセロナ市内の大学病院で新型コロナウイルスに感染した患者の対応に追われるチャンピオンシップのメディカルディレクター、アンヘル・チャルテ医師のコメントを紹介。

「非常に心配な状況です。病院は陽性反応があった人々、感染の疑いがある人々の間でごった返しです。特に８０歳以上の人々が大変苦しんでいますが、全ての人たちに影響を与えています。」

「必要に応じて、発熱、息切れ、乾いた咳といった症状はあるときには、病院に行くべきです。しかし何よりも、外出せず、閉じこもること。これが感染を防ぐ唯一の手段です。」

「誰もが圧倒され、大変心配しています。感染者数などの数字が示す通り、重要な病気であることから、衛生対策は極端でなければいけません。難しいことですが、やらなければいけません。我々は塹壕（ざんごう）の中にいます。非常に深刻な状況です」と、明確な勧告を伝えた。