スペイン・カタルーニャ州のジローナ県内で発行される地元紙『Diari de Girona(ディアリ・デ・ジローナ)』は、ジローナ出身のマーベリック・ビニャーレスが新型コロナウイルスの感染者に対応する病院にマスクと顔を覆うスクリーンを寄付したことを報じた。
「できる限り地元を助けたい。他の病院にも何らかの形で役に立つように新たな可能性を探しているところ。」
隣国アンドラでの生活に関しては、「新たな政令があるまで、自宅に閉じこもっているから外出は買い物のときだけ。できる限り外出しないし、正当な理由がなければ罰金の対象となる。不要不急でなければ外出は許可されない。」
「自宅ではストレッチをしたり、自分の体重(64キロ)を持ち上げる筋トレをしたり、トレーニングはそれぐらい。今は休息のとき。2人のルームメイトと一緒に大好きなプレイステーションして楽しんでいる。栄養学の勉強を再開したけど、とても興味深い」と、モトクロスでの転倒から回復し、体調管理を目的に栄養学を学んでいることを説明。
「連戦が続くことに心配はない。その反対でとても違う、より面白いシーズンとなるだろう。確かに身体面は非常に厳しくなるけど、いつもように立ち向かおう。」
「感染の状況に依存するけど、6月にカタルーニャGPを開催することは難しいと思う。全ての状況が好転して、開催できることを願う。緒戦がホームレースとなれば、それはすごいことだけど、一番大切なことは健康と安全。パドックの80%はスペインとイタリアの出身者たちだから、この問題が解決されるまではシーズンが始まらないだろう。」
「緒戦は全く違う感覚となると思う。数か月以上もバイクに乗らず、直接レースに突入することになるから、プレシーズンの仕事の仕上がりを確認できるできるだろう。リズムを掴むために、数日間のテストが必要だけど、直接レースを始めることも良い。目標は最低でも最後までタイトル争いにトライすること。ヤマハの1番手になりたい」と、シーズンへの意気込みを語った。
Maverick Viñales dona mascaretes i pantalles protectores als hospitals Trueta i Santa Caterina https://t.co/BtDs5dSxiI
— Diari de Girona (@DiarideGirona) March 28, 2020
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