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8 days 前
By SKY Sport Italia

アビンティア「ドゥカティとバイクのレンタル料で合意済み」

プライベートチームの台所事情を説明し、ライダー市場に大きな変動が生じない可能性を示唆。

イタリアの放送局『SKY Sport』は、20年シーズンからドゥカティのサテライトチームとして活動を始めたレアーレ・アビンティア・レーシングのスポーティングディレクター、ルベン・チャウズを招待。シーズン停止によるチームの財政難を説明した。

「我々は尊重しなければいけないスポンサーとの契約があることから、ドルナスポーツ、国際ロードレーシングチーム連盟(IRTA)との間で継続的な協議を進めている。チャンピオンシップが始まらないと、契約しているスポンサー対して、スポンサー費の支払いを請求することはできません。これは特にプライベートチームにとって死活問題となり、我々は最高峰クラスで最も弱小なチームです。困難な状況です。このチャンピオンシップは非常に高額な予算が必要とされるスポーツであり、1年以上に渡って、台所事情の工面に取り組んできました。」

「チームの予算は、最高峰クラスの中で最も低く、約1200万ユーロ(約14.2億円)。そのうちの65~70%(約800万ユーロ/約9.4億円)はバイクのレンタル料です。シーズンの開催が遅れれば、バイクがテレビに映ることも遅れます。バイクがテレビに映れば、スポンサーは喜んで支払ってくれますが、そうでなければ、予算の15%、約200万ユーロ(約2.3億円)の損失となります。存続するには追加予算が必要です。」

「困難な状況ですが、決して諦めません。ドルナスポーツは全てのプライベートチームに対して非常に重要な手を差し伸べてくれ、固定費の支払いが許されます。これには、バイクのレンタル費が含まれていません。メーカーはレースが開催されなければ、レンタル料を支払うことができないことを理解しています。」

「ドゥカティとは週に2、3回ほど話し合いの場を持ちます。レンタル料に関しては、合意しています。それは、シーズンの開催期間、エンジンの使用基数、マテリアルなどに依存しています。」

「幾つかのスポンサーは、支払いを前倒ししてくれました。2月下旬、または3月中に入金してくれたことは幸運でした。巨額ではありませんでしたが、2~3か月間を維持することができました。しかし、他のプライベートチーム同様にレッドゾーンです。トレーラーのレンタル料や人件費など、10~15%ほどの予算が不足しています。」

「7月から9月までに開催ができ、例えば、8月にシーズンがスタートすれば、4ヶ月間で12戦から14戦ほど開催できるかもしれません。全てのチーム同様にシーズンが始められないことを残念に思います。この停止により、財政問題に苦しんでいますが、ものごとを最善にマネージメントする時間を与えてくれます。ヨハン・ザルコはテストデビューをして、バイクに適応中でした。さらに、ハードトレーニングを継続します。我々のチームからのデビューが先送りになるだけです。2年前にシルバーストンの転倒が影響しているティト・ラバットは、さらに身体面が強化され、フィジカルコンディションが向上します。今はライダー全員がリズムを失ったことから、同じレベルになります。この停止は他のチームと比較すれば、よりポジティブです。」

「個人的な意見ですが、21年はそれほど変化がないかもしれません。過密なスケジュールとなれば、プレッシャーが高まり、ミスを犯しやすくなります。問題はリスクが高くなること。転倒した場合、3、4戦の欠場を強いられるかもしれません。今年は速く走ることだけでなく、転倒しないことも重要となります。怪我のリスクがあることから、ファクトリーチームの顔ぶれは、それほど変わらないと思います」と、チーム事情を説明し、ライダー市場からザルコ&ラバットの体制を継続する可能性を示唆した。

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