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2020-04-13
By MARCA RADIO

エスパルガロ弟「ホンダはオプションだけど、KTMに将来がある」

ヤマハ機よりホンダ機に順応する理由とKTMからの継続参戦する可能性を示唆。

スペインのスポーツ紙『MARCA(マルカ)』が運営するラジオ局『MARCA RADIO』は、KTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングから参戦4年目を迎えるポル・エスパルガロのインタビューを紹介。2月に実施されたオフィシャルテストの評価、19年からテストライダーとして開発作業に専従するダニ・ペドロサの貢献度、20年シーズンの目標を説明。注目が集まることになる将来に関しては、勝利にこだわることを強調した。

オフィシャルテスト
「テストに関しては、ポジティブな評価。上位陣を追いかけ、他車よりも少し劣るベースから始めることから、他車と比較して、大きな前進を果たした。常に進化している。特にマレーシアでは速かった。すごく苦労するトラックだけど、1ラップで速く走ることより、レースペースを追求した。」

「レースでより速く、より一貫した走りができるように集中して、正直、達成できたと思う。問題なしにトップ10に進出できると思う。今年はトップ10に入らなければいけない。期待をふくらませるためにもう少し前に狙うべきだろう。」

20年シーズンの目標
「夢は表彰台。このカテゴリーは非常にレベルが高く、全てのファクトリーマシンはとても、とても速いから難しい。その上、サテライトチームが起用する若手は、職業意識が高く、身体面も準備が整っている。バイクはまだ表彰台を争う準備が整っているとは思わないけど、幾つかのレースでは接近できるはずだ。トップ6、7という達成しやすい目標を設定する必要があるけど、ホンダ、ドゥカティ、ヤマハの存在を忘れてはいけない。」

テストライダー、ダニ・ペドロサの存在
「ダニがプロジェクトに参加してから、それほど長くない。彼のアイデアとインフォメーションは昨年からで、彼の考えを参考に開発された最初のパーツが今年のプレシーズンで投入された。機能するもの、そうでないものがある。彼はその身体的な特徴から他者とは非常に異なる。その上、飛び抜けたスキルの持ち主。僕たちは、彼と他者とのハイブリッドを選択しようとしているところ。僅か3年間でバイクはグレートなレベルに達している。」

「ダニは口数が多いライダーではないけど、バイクに乗り、データをチェックし、分析する。マレーシアでは2人で印象を比較してみた。2人のライディングスタイルは違うけど、異なる手段で同じことに取り組み、同じポイントに到達する。彼の電子制御と走り方を試してみて、結論を引き出した。」

開幕戦のキャンセルと序盤戦の延期
「僕たちは大きな問題に直面しているけど、ドルナは最善の手段で解決していると言いたい。これ以上にできることはない。彼らが誰よりも僕たちが走るところを見たいと切実に願っているけど、健康が第一。彼らには感謝の気持ちでいっぱい。」

「僕個人としては1日でも早く始めたい。今年は重要な1年なんだ。シーズンの序盤に交渉が始まり、今ごろは選択が始まっているあたり。契約に関しては非常に重要なことだけど、今は健康が最も大切なこと。」

将来の所属先
「行き詰まっているとは思わないけど、KTMに3年間所属して、とても苦戦した。沢山のレースで大きく引き離されていたけど、昨年からまともになり始め、前が見えてきた。僕たちの仕事を評価し始めてくれる幾つかのメーカーがある。年齢からして、何か重要なことを選択する時期だと思う。全てが止まってしまうと、僕にとって良くないけど、これが現実。僕たちのレベルを証明するために、シーズンが早く始まることを願う。」

「ヤマハ車は僕のバイクではなかった。それに当時は今のように身体面が整っていなかった。僕が望んで行くところではないけど、ホンダは僕にとって良いかもしれないオプションだ。バイクは僕のライディングスタイルようにアグレッシブだから、上手く機能するかもしれない。上手く適応するかもしれないけど、KTMはスーパーに良い。対応は最高だ。気に入っているし、あそこに将来があるように思う。交渉はもう少ししたら始まるだろう。」

「契約金が問題ではない。それほど重要なことではない。怪我をしなければ、あと4、5年は戦闘的に走れる。楽しんで、全てのポテンシャルを発揮できるシーズンにしたい。そして、引退するときには、金銭ではなく、優勝争いをするために最高の場所に居たと思いたい。沢山のことが交渉の材料となるけど、僕にとってバイクが最も重要な要素。バイクの戦闘力が高まり、チームが努力し、メーカーがプロジェクトをバックアップしてくれれば、これが進むべき道だろう。僕はどこであれ、戦闘的なバイクが欲しい。勝ちたいんだ。」

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