アメリカの清涼飲料水メーカー『モンスターエナジー』は、パーソナルスポンサーとして支援するペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームから所属2年目を迎えるフランコ・モルビデッリのインタビューを公開。
12年からマルコ・シモンチェリ、マッッティア・パシーニと共にバレンティーノ・ロッシが所有するモーターランチでトレーニングを開始。ロッシの重要性を説明した。
「VR46・ライダーズ・アカデミーの一員になることは責任感を覚え、バレンティーノのようなライダーが僕を信じてくれるというのは、僕自身が知らない何かが見えていたことを意味する。あの瞬間から、達成ができるかどうか分からなかったけど、いつも限界まで自分自身を追い込むことに努めた。彼と一緒にモーターランチでトレーニングをすることだけでなく、彼の助言に耳を傾け、シンプルにどのような走らせるのか、どのような動かすのかを注目深く観察した。それは、まるでサッカーを楽しむ子供がリオネル・メッシと毎日一緒にプレイするようなことだ。」
「バレを13歳のときから知っている。最初は感動的だったけど、感情を引き離すようになった。1人のライダーとして、レースだけでなく、トレーニングを含めて全てを愛することを学んだ。1人の男としては、シンプルなことが付加価値をもたらすことを学んだ。」
チームメイトのファビオ・クアルタラロと19年王者マルク・マルケスの存在に関しては、「19年シーズンは僕にとって重要な教訓となった。初めてチームメイトに負けてしまった。これは辛かった。チームメイトにファビオがいることは、強烈な重圧だけど、同時に成長するためのモチベーションとなる。彼からは懸命に働くと倫理を学び、冬の期間はかつてないほどに自転車に乗り、ジムで多くの時間を過ごした。幾つかの小さな習慣を変えてみて、より規則正しい生活を心掛けた。」
「マルク・マルケスから学んだこと?勝つためには何でも喜んでやる必要がある、ということ。」
ヤマハから供給されるAスペックに乗り込む最高峰クラス3年目は、「ベストライダーとして、ベストアスリートとして、20年シーズンに立ち向かう。適した精神面が整い、改良型のエンジンとシャーシが加わった昨年型のバイクに良い感じがある。目標は僕自身の向上。昨年は幾つかまともな結果を獲得したけど、今年はそれ以上だ。速く、そして表彰台を争う」と、目標と意気込みを語った。
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