スペイン国内で中継を展開する『DAZN(ダゾーン)』は、『Moto2™クラス』の初代王者でモトアメリカに参戦するトニ・エリアスを紹介。06年第16戦ポルトガルGPでバレンティーノ・ロッシに0.002秒差で競り勝ち、最高峰クラスでの初優勝を達成。
2位で20ポイントを稼ぎ、ポイントリーダーに飛び出したロッシだったが、最終戦バレンシアGPの転倒リタイアが原因で、僅か5ポイント差で6連覇を逃した当時を振り返った。
「毎年オースティンでバレンティーノに会うけど、まだ心の傷は癒やされていないから、許してくれない。ひどいことだけど、もう過ぎたこと。友人の関係に戻るときだけど、可能ではないようだ。決して許してくれないだろう。」
「最も重要なことは、誰とファイトをしたかということ。バレンティーノ・ロッシだ。キャリアで1度しか勝つことができなかった。ミシュランが土曜にニュータイヤを供給してくれ、コンマ7秒もレースペースがアップしたから、優勝争いができた。ミシュランに感謝したいけど、あのタイヤはシーズンを通じて、ベストライダーたちに供給されていたことを知ったときは、ものすごく腹が立った。僕たちへの供給が始まったのは、ラスト2戦からだった。」
「バレンティーノを歴代最高のライダーだと考える。少し前までは。今はマルク・マルケス。彼が全てを越えてしまうだろう。彼はブルータル(冷酷で厳しい獣という意味で、素晴らしいと称賛する場合に表現するスラング)だ!」
37歳のスペイン人ライダーは、初参戦の16年に総合3位、17年にチャンピン、18年に総合2位、19年に総合2位を獲得したモトアメリカに継続参戦。
第16戦ポルトガルGP『MotoGP™クラス』~フルレース
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