スペインのスポーツ紙『AS(アス)』は、17年から3年連続して総合2位を獲得したアンドレア・ドビツィオーソのパーソナルマネージャー、シモーネ・バティステッラのインタビューを掲載。20年末に契約が満期を迎えることから、注目される21年以降の将来に関して状況を説明した。
「全てに対してオープンで、慌てていません。ドビツィオーソがドゥカティを必要とするより、ドゥカティがドビツィオーソを必要としています。ライダーとしてだけでなく、テクニカルプロジェクトにおいても必要としています。」
「アンドレは現役の継続を望んでいます。当然のことですが、まだ何も動いていません。異なるプロジェクトを展開がどうなるのか確認することを望みます。彼にとって決断を下す際に最も重要なことは、プロジェクトと彼を取り囲む人たちの存在です。5月の中旬、または下旬までは交渉を始めません。」
「ドゥカティがマーベリック・ビニャーレス、またはファビオ・クアルタラロといったライダーと契約しようとしたことに対して、気にしていません。マルク・マルケスの動向には常に注意を払っていますが、ホルヘ・ロレンソや他のライダーを契約した時も気にしませんでした。ドゥカティは浮上してくる若手に注意しなければいけないことを理解します。」
「確かにアンドレアとジジ・ダリーニャとの間で緊迫感がありましたが、それはプロとしての緊迫感であり、プロジェクトの強化に貢献しました。双方の優先事項は、自分の意志を押し付けるものではなく、勝利することです。2人とも勝利を求めています」と、34歳のイタリア人ライダーが現役から引退を望まず、提示されるプロジェクトが契約を左右することを説明した。
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