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2020-04-28
By MotoAmerica

右肩の負傷に苦しんだスピーズ「他の形で引退したかったです」

全米選手権王者、スーパーバイク王者、新人王が驚いたライダーは、ストーナーとマルケス。

北米選手権『MotoAmerica(モトアメリカ)』のオフィシャルポドキャストは、06年から全米スーパーバイク選手権で3連覇を達成した後、08年に参戦1年目のスーパーバイク世界選手権でタイトルを獲得、09年から『MotoGP™クラス』への参戦を開始したベン・スピーズを招待。

バレンティーノ・ロッシの後釜に指名され、ヤマハのサテライトチームからファクトリーチームに昇格した11年の第7戦TTアッセンで初優勝を果たして総合5位を獲得したが、参戦4年目の第16戦マレーシアGP決勝レースで転倒を喫した際に右肩関節の靭帯を損傷。

翌年にドゥカティのサテライトチーム、プラマック・レーシングに移籍したが、肩の負傷が癒えず、13年8月の第10戦インディアナポリスGPフリー走行3の後、出走をキャンセルすることを決断した。

「ムジェロで重大な問題であることに気づきました。フリー走行中に肩が外れてしまい、スロットを離すことができませんでした。あれが時速300キロで走行中のレースで起きてしまったら、アクシデントを引き起こしてしまうかもしれません。怪我を克服できると考え、インディアナポリスでもう一度トライしましたが、悲惨でした。」

「過去には手を骨折した状態で走ったことがありましたが、肩のような大きな関節に苦しむとき、それは不可能です。他の形で引退したかったです。」

「私の右肩は存在しませんでした。ぼろぼろでした。7度の手術を受け、根本的に関節内には軟部組織があまり残っていませんでした。解決可能性な手術があるが、成功しなければ、激痛を伴い、より多くの手術が必要になると説明を受けました。リスクが高いと医師から言われ、現役生活はあと残り3年だったことから、引退を決断しました。」

「1日も痛みがなかった日はありませんでした。プロのスポーツ選手が元に戻れないと気づいた瞬間であり、潮時でした」と、引退を決断した当時を振り返った。

現役時代に感銘を受けたライダーについては、「私のキャリアで、そのハンドリングで驚かせたくれたライダーが2人存在します。ストーナーとマルケスです。特にケーシーの走りには、何度も言葉を失いました。レベルが非常に高いことに疑いはありませんが、私が私自身の全てを引き出して、それフルに活かしたとしても、何もできなかっただろうと感じます」と、レジェンドを称賛した。

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