
スペイン・カタルーニャのラジオ『Catalunya Radio(カタルーニャ・ラジオ)』は、バルセロナ‐カタルーニャ‐サーキットでアプリリアのスーパーストックマシンに乗り込み、トラックでのトレーニングを再開したアレイシ・エスパルガロのインタビューを紹介。17年から所属するアプリリアとの契約交渉が大詰めを迎えていることを明かした。
「2週間前まで交渉はストップしていたけど、僕たちは合意寸前。いつも発言してきた通り、僕が望むのはアプリリア機が走り、アプリリアで引退すること。プレシーズンのテストでバイクがどの機能するのか分かった。以前と比較すれば、非常に戦闘力があるけど、最も重要なことは技術的なプロジェクトだ。」
「アプリリアとの間で契約を更新すれば、それは僕にとって最後の契約となるだろう。契約期間が2年になるのか、それ以上になるのか分からないけど、これまでの3年間を繰り返したくない。技術的なプロジェクトを信じ、これから成長することを期待する。これを保証してくれたら、僕はチームのリーダーになりたい。」
一部で報道されているダニロ・ペトルッチの加入に関しては、「僕の将来に関しては協議したけど、正直なところ、チームメイトに関しては話題にしていない。アプリリアがアンドレア・イアンノーネとの契約更新を望み、2人を維持したいと思っていることを知っているけど、あの混乱(禁止薬物による停止処分)がある。」
「(ドゥカティの)ダニロに対する扱いを悪く思う。2019年は1勝を挙げただけでなく、ミラーと同じポイントを稼いだけど、今はジャック・ミラーが新たなケーシー・ストーナーように思われ、ダニロは何も役に立たなかったように思われている。昨年の2人は同じバイクに乗って、同じポイントを稼いだにも関わらず。最終的には各自が自分の居場所から参戦する。もしかしたら、ジャックがファクトリーマシンに乗って、とても上手く走りかもしれない。彼は若く、才能がある。ドゥカティの賭けが上手くいくか見てみよう」と、私見を語った。
2021年シーズンのライダー市場に関しては、1月からヤマハがマーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロ、ホンダはマルク・マルケス、スズキはアレックス・リンスとジョアン・ミル、ドゥカティはジャック・ミラーとの契約を発表。
ドゥカティ・コルサのスポーティングディレクター、パオロ・チャバッティは、アンドレア・ドビツィオーソとの間で契約更新の交渉を進めていることを明かし、KTMはモータースポーツディレクターのピット・バイラーが直接契約を締結する4人との契約更新を希望していることを説明していた。
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