イタリアで生放送を提供する『SKY ITALIA(スカイ・イタリア)』は、バレンティーノ・ロッシのアシスタントを務める友人のアレッシオ・サルッチ、通称ウーチョのインタビューを紹介。ロッシの契約、VR46・ライダーズ・アカデミーに所属するフランコ・モルビデッリ、フランチェスコ・バグナイアらに関して言及した。
「バレは諦めること以外の全てを望んでいるという態度でトレーニングを積んでいます。これは我々を幸せにしてくれます。彼はライダーであると同時にアカデミーのライダーたちをサポートしています。常に大きな願望を持ち、我々全員を驚かせます。我々の意図は、2021年に向けて継続する可能性があります。」
「バレが動くとき、常に動き、期待、緊張感が生じます。ペトロナスはファクトリーチームではありませんが、ファクトリーバイクが供給されます。チームは大変良く構成され、ヤマハが素晴らしい関係を築くと共に支援します。チームメイトはフランコになる可能性が高く、良い経験にならなければいけません。まだ完全に定義されていませんが、今月末には決定しなければいけないでしょう。」
「正直なところ、今は(交渉の)最初の段階です。来週には前進する手段を理解するために、ヤマハと話し合いをしますが、チーム体制に関しては、それほど話題にしていません。バレが継続するか、しないのかを多少考えたかったからです。これからの10日間で、ヤマハと詳細を話し合います。」
「我々はフランコが幼い頃から一緒に始め、最高蜂クラスに到達し、チームメイトになることを期待していました。多くの不安を抱えていた子供の頃から知っていることから、不思議な感覚ですが、彼を見ることは喜びであり、ペトロナスと共に契約に向けてフィニッシュラインに向かっています。」
「我々はアカデミーと共に、このような状況に到達することを期待していました。これは我々が良い仕事をしたという意味です。数週間前にミサノでトラックセッションを実施しました。バレとフランコが一緒に撮影した時には、正真正銘の友情があることから彼らの間に素晴らしい感情がありました。2人とも賢く、この関係が続くことを期待します。」
「ペッコは2019年より速いことを証明しなければいけません。上手く行けば、ドウカティとの間で重要な契約を締結することになるでしょう。報道されている噂に喜びはありませんが、ドゥカティはペッコに再び集中することを確認しました。」
「彼の態度が変わっています。非常に強いスタートを切りましたが、おそらく少しリラックしてしまったのかもしれません。これはこのカテゴリーでは問題です。その後、難しいバイクでフロントを頻繁に失い、転び、自信を失いました。今シーズンに向けて準備が整い、革新的な技術もピットボックスに届きましたが、新型コロナウイルスにより中断されてしまいました。正直なところ、2018年バージョンのペッコに戻ったと思います。」
「来年最高蜂クラスに昇格する機会が得られるかもしれないルカ・マリーニを除いて、2021年に向けて中量級と軽量級のチーム体制を維持することになるしょう。シートはほぼ決定していますが、アレックス・マルケスに起こったようにどうなるか決して分かりません。マリーニは準備が整っています。マルコ・ベツェッキは我々のチームからデビューしましたが、継続することを望みます。軽量級も含めて、チームは99.99%の確率でライダーを継続します。3人は確実です。マリーニが昇格する機会がある場合、そうなります。」
「ステファノ・マンツィとニッコロ・アントネッリは、これからシーズン末までにものごとが変わるかもしれませんが、2021年に向けて現在のチームに残るでしょう」と、VR46・ライダーズ・アカデミーに所属する若手の将来を説明した。
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