スペインで生中継を配信する『DAZN(ダゾーン)』は、キャリア通算144戦の参戦を誇るスペインでは稀なバスク州出身のエフレン・バスケスを招待。116戦目で初優勝を挙げた2014年第10戦インディアナポリスGPを振り返った後、現役から引退後に務めるKTMのテストライダーの役割や軽量級で注目する期待の若手、移籍の可能性があるポル・エスパルガロの後任を語った。
テストライダー
「KTMのテストを務めて4年目。今年は今まで以上にプロジェクトに関与しています。技術面以外にも競技面に関わるようになり、プレシーズンのテストに同行して、KTMユーザーたちに素早く新車を理解してもらえるようにサポートしました。また、コースサイドからライダーたちの進歩をチェックしてKTMに報告。チャンピオンに復帰するために、可能な限り最高のバイクに仕上げることが仕事です。」
軽量級で注目するライダー
「軽量級には非常に速いライダーたちが多く存在します。ロレンソォ・ダッラ・ポルタは素晴らしいライダーだと思います。怪我や所属したチームなど少し不運なことがありましたが、最高峰クラスに昇格できる能力があります。今年彼に続くのは、高い能力を証明したジェリミー・アルコバ。自信を持って薦めます。素晴らしい才能があり、成熟すれば、さらに成長するでしょう。彼にとって、ビックなシーズンになるかもしれません。アルベルト・アレナスとラウール・フェルナンデェスにも注目しています。タイトル争いが可能だと確信します。」
ポル・エスパルガロの後任
「交渉の詳細を把握していませんが、ポルが移籍する場合、もし私がKTMの担当者なら、レッドブルの支援と共に、疑いなしにアンドレア・ドビツィオーソの獲得に動きます。」
2020年シーズンの展望
「シーズンはマルク・マルケスに有益となると考えます。最初に肩。その次ぎに、他の誰よりも彼がいつでも準備が整っていること。フラッグ・トゥ・フラッグを見れば分かるように、いつでも準備ができていて、順応の時間が全く必要ないです。バイクが走り、肩が治り、少しの幸運があれば、今シーズンも彼が来るだろう。全20戦よりも、さらに有利となると考える。」
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