イギリスの放送局『BT Sport』は13日、LCR・ホンダ・カストロールから参戦6年目を迎えるカル・クラッチローのインタビューを紹介。HRCとの契約満了に伴い、離脱することが発表された後、現状を説明し、継続参戦する意向を主張した。
「この状況は3か月前から知っていたから、走り続けるために動いていた。昨年末と今年の始めに言ったように、僕は走り続けたい。ものごとはレースを続けるためにポジティブに見えており、幾つかのことがもう少し明確になるときに状況を評価しよう。」
「しかし、全体的に、この状況はショックではない。以前から、このような状況になることが分かっていた。それに、LCRと一緒に素晴らしい年月を過ごしてきたことを憶えておく必要がある。彼らと一緒に6年目を迎える。このカテゴリーでの3勝は、このチームと一緒に獲得した。表彰台も沢山獲得した。」
「グレートなプログラムだったから、彼らに感謝したい。長年を通じて、大きな成功を収めたと思う。今年も彼らのためにもう一度全力を尽くそう。」
「しかし、タカがLCRからの参戦がまだ確認されていないことから、この歴史は今日の時点で終わっていない。ルーチョ・チェッキネッロが僕の残留を望んでいることから、LCRでの歴史は終わっていない。このカテゴリーでの歴史も終わっていない。」
「僕は良い感じ。強さを感じる。最後にフィニッシュしたときは、オーストラリアでマルク・マルケスに続く2位だったから、まだ戦闘力がある。飢えていて決定力がある。シーズンのスタートが待ち切れない。どうなるか見てみよう。」
フル参戦10年目を迎える34歳のイギリス人ライダーは、継続参戦する意志と共に、今週末に始まる第2戦スペインGPに向けて、15日にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催されるオフィシャルテストに参加する。
「僕の歴史は終わっていない」
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