イタリアの二輪ウェブサイト『MOTO.IT』は、2年間所属したドゥカティ・チームから来季テック3・KTM・ファクトリー・レーシングに移籍するダニロ・ペトルッチのインタビューを紹介。ドイツのケルンにあるトヨタ自動車の子会社、トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパを訪問して、空力テストを実施したことを明かした。
「ドゥカティとの契約は年末までだけど、新しいバイクに乗ることを禁じたということは確かではない。単純に乗る機会がなかったから、可能ではなかったけど、空力テストのためにバイクにまたがった。僕の体格はスピードに関して問題を引き起こしかもしれない。ドイツのケルンにあるトヨタの風洞施設を訪れる機会は非常に重要だった。」
年間の転倒数がクラス最少となる2回だったにも関わらず、第2戦スペインGPのフリー走行2でアレイシ・エスパルガロのアプリリア機から漏れたオイルが原因で転倒した際に首を強打。ドイツのモータースポーツ専門ウェブサイト『SPEED WEEK(スピードウイーク)』で説明した首の状況について、「残念なことに2か所のヘルニアを抱えて活動をしなければいけない。」
「特別に重症ではないけど、集中的なリハビリ治療で克服できない。手術を受けなければいけない可能性があり、必ずしも手術が必要ではないけど、問題が解決しなければ、手術をしなければいけない」とヘルニアだったことを告白。
首のヘルニアが原因で右腕の動きに問題が発生。シーズンを通じて、体調が整わず、通常のフィジカルトレーニングにも支障をきたしていたことから、最終戦ポルトガルGP後は、2月のオフィシャルテストを視野に入れ、治療に専念している。
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