ドイツのモータースポーツ専門ウェブサイト『MOTORSPORT-TOTAL』は、最高峰クラス1年目に優勝を挙げ、新人王を獲得したブラッド・ビンダーのインタビューを紹介。93戦目の第9戦カタルーニャGPで初優勝を挙げ、総合22位から自己最高位の8位に進出した弟ダーリン・ビンダーが最高峰クラスに昇格することを願った。
「ダーリンが『MotoGP™クラス』に昇格できれば、それは最高だろう。もしかしたら、アプリリアと交渉しなければいけないかも。今年は重要な進歩を果たした。この調子が続けられれば、もしかしたら、3~4年後に僕たちは(最高峰クラスに)一緒に参戦できるかもしれない。誰が分かるだろうか。そうなることを期待する。そうならば最高だ。」
「時々、最終ラップの戦略について話題にする。細かいことだけど、それぞれの状況は唯一で全く異なることから、誰に何かを言われることは重要ではない。自分で見極めなければいけない。僕たちのスタイルは全く違い、彼は(レースでは)野獣だ。少しお手柔らかになって、いつか最高峰クラスに昇格することを期待する」と、3歳年下ダーリンの成長を願った。
2019年から2年間CIP・グリーンパワーに所属した22歳の南アフリカ人ライダー、ダーリン・ビンダーは、2018年に同チームに所属していたジョン・マックフィーを追うようにペトロナス・スプリンタ・レーシングに移籍。2021年はKTM機からホンダ機に乗り換えることになり、ビンダー弟の後任には、鳥羽海渡が指名された。
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