イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、ドゥカティのファクトリーチームに昇格したジャック・ミラーのインタビューを紹介。今年最初のオフィシャルテストを控えた心境を語り、毎年若い世代が最高峰クラスに昇格してくる中で通算26年目のシーズンを迎えるバレンティーノ・ロッシを称賛した。
「うずうずしている。これが最も適切な表現だと思う。僕とドゥカティにとっても、グレートなシーズンになると思う。サプライズになる可能性は?見てみよう。そうなりたい。目標はハッキリしている。2020年は成熟度、ナイスな一貫性、そして、全ての条件での戦闘力を証明した。僕たちに何ができるかについての質問はあまり多くないと思う。候補に入らないような弱点が見当たらない。」
「バレンティーノはまるでハイランダー*なんだ。彼は三世代に立ち向かう。あのタイプは、何をしてくるのか見当がつかない。ものごとはますます難しくなり、年齢には逆らえないけど、当然、候補から除外しない。精神面は相変わらず非常に強く、あの意欲は誰も止められない」と高評価した。
*『ハイランダー』とは、1986年のアメリカとイギリスの合作映画であり、「不死の者」と呼ばれる戦士たちが「究極の宝」を求めて未来の「集合の時」へ向けて戦い抜くように運命づけられた物語。
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