「緒戦の参戦を除外しないけど、参戦の保証もしない」

スペインのテレビ局『CUATRO（クアトロ）』は１５日、スペインのバルセロナ・エル・プラット国際空港に到着したマルク・マルケスに直撃。カタールの首都ドーハで新型コロナウイルスのワクチンを接種したことを明かした。

「『MotoGP™ファミリー』はワクチン接種を受ける機会があった。チャンピオンシップは素晴らしい仕事をしたと思う。当然、ワクチンの接種は自主的。僕は接種を受けることを選択したから、今回カタールに飛んだ。スペインでワクチンを接種するときは、僕のワクチンが他の人に渡ることになるだろう」とカタールを往復した理由を説明。

注目される開幕戦カタールＧＰでの復帰に関しては、「緒戦の参戦を除外しないけど、参戦の保証もしない。回復は常に浮き沈みがあるから」と語った。

１１日にスペインの首都マドリード市内の病院で精密検査を受け、翌日の１２日には自宅近郊のアルカラス・サーキットでミニバイクを試乗。

出国する前には、ＰＣＲ検査を受け、ドーハ到着後にも再度ＰＣＲ検査。ライダーたちを含めパドック関係者が滞在する市内ホテルで結果を待ち、陰性反応が確認された後、ワクチンを接種した。