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2021-05-11
By Autosport.com

「バレンティーノにはまだ戦いが残されています」

ケビン・シュワンツが自身の経験を踏まえてバレンティーノ・ロッシの状況に懸念

モータースポーツの専門サイト『AUTOSPORT』が提供するポッドキャストは、レジェンド、ケビン・シュワンツを招待。キャリアで最も困難な序盤戦となったバレンティーノ・ロッシの状況を心配した。

「私は46を心配しています。あれほど後方に走るところを見たくありません。カタールでは予選が良かったですが、ポルティマオとヘレスでは本当に苦労していました。レースでは、いつものような大きな進歩を遂げませんでした。もしかしたら、バイクの快適さのレベルがないのかもしれません。もしかしたら、ヤマハが改善に向けてファクトリーバイクに何か新しいことをもたらすかもしれません。序列によりロッシに投入されるのは最後かもしれません。誰が知るでしょうか。」

「46がまだ戦えると信じています。」

「ライダーとしては、これまでに最も難しいことの1つです。彼の状況は、私が経験した95年序盤のことを思い起こさせます。以前のように表彰台や優勝争いができずに予選も後方で終わってしまいました。」

「ライダーとして、本当に厳しいことです。レースは楽しいものです。誰もが勝利を望みますが、優勝の機会がないときは、楽しくありません。何が答えなのか分かりません。」

「もしかしたら、ヨーロッパに戻ればと考えていたかもしれません。ポルティマオよりもヘレスで。良く知り、勝ったことがあるトラックなら、もしかしたら立ち直るのに役立つかもしれないと思っていたかもしれませんが、決定的に彼にはまだ戦いが残されています」と自身の経験を踏まえて発言。

ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催されたオフィシャルテストで課題に取り組んだバレンティーノ・ロッシは、2002年、2005年、2008年に優勝を挙げたルマンのブガッティ・サーキットで巻き返しを図る。

オフィシャルテスト~インタビュー

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