スペインで生中継を配信する『DAZN(ダゾーン)』は、軽量級史上最年少2番目となるチャンピオンに輝いた17歳のスペイン人ライダー、ペドロ・アコスタのインタビューを提供。最高峰クラスに直接昇格するオプションがあったことを明かした。
「オプションは存在していた。ハッキリさせよう。来年シーズン中に18歳になる。ステージをステップする必要があるだろうか。『Moto2™クラス』を経由せずに直接『MotoGP™クラス』に行く可能性があったけど、段階を飛び越えて行く必要がないと思った。『Moto2™クラス』に昇格して経験を積む価値が大きい。不足している経験を積み、少しずつ学んでいく。そのことが最終的に『MotoGP™クラス』に到着したときの準備に役立つ。」
「重要なことは、勝つことではなく、上手くやって、準備を整えること。ステージをステップする必要はないと思う。祖父は既に『MotoGP™クラス』を考えているけど、今の目標は『Moto2™クラス』だ。」
「KTMは、僕を信頼してくれた。レッドブルは、僕に全てを与えてくれた。これが彼らに恩返しする最善の手段。ここに長くいたい。」
「来年『Moto2™クラス』でタイトルを獲得しなくても、2年目も残りたい。来年5月に18歳になる。まだ自動車の運転免許も取得していない。もう1年残っても何も問題はない。」
来年5月25日に18歳の誕生日を迎えるアコスタは、夏以降、パフォーマンスが少し低下したことに関して、「今年の最初は身長が167。夏には172まで伸び、4~5センチメートルの違いは大きいと感じた。黙っていたことは悪いことだったかもしれないけど、勝てなかったときの言い訳にすることはできなかった。背中が痛いから、ワールドチャンピオンになれなかったというのでは、悪い後味が残っただろう」と明かした。
来季参戦2年目を迎えるペドロ・アコスタは、チーム内の昇格という形でレッドブル・KTM・アジョから中量級に挑戦。11月22日から2日間、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでプライベートテストを実施する。
初めてのアクセスですか?登録