ビアッジ、タイトル争いに向けて今季初V
シリーズ第8戦ドイツGP(Veltins Motorrad GP Deutschland)の決勝レースが18日、旧東ドイツ圏ドレスデン近郊のザクセンリンクで行われ、マックス・ビアッジがチームのテクニカルディレクターだった故アントニオ・コバスに捧げる今シーズン初勝利を飾った。
今シーズン初のポールポジションからスタートしたビアッジは、終始レースをリード。中盤、バレンティーノ・ロッシにトップを奪われたが、ラスト8周目にポジションを奪回。2位に浮上したアレックス・バロスを最後まで抑え切り、昨年10月のマレーシアGP以来となるポール・トゥ・ウインを決めた。 今グランプリから新型エキゾースト・システムを装着したバロスは、今シーズン最高位を奪取すれば、ホンダ・ファクトリーのチームメイト、ニッキー・ヘイデンがロッシを0.207秒差で抑えて2戦連続3位を獲得。ホンダ勢が2戦連続して表彰台を独占した。 コーリン・エドワーズが前戦勝者の玉田誠との5位争いに勝てば、中野真矢とケニー・ロバーツが続き、ジョン・ホプキンス、アレックス・ホフマンがシーズン最高位でフィニッシュ。初めてカワサキとスズキのライダーたちが揃ってトップ10入りし、ブリヂストン勢全員がトップ10を果たした。 セテ・ジベルナウは、3位走行中の9周目に転倒。ロリス・カピロッシはその恩恵を受け3位に浮上した翌周に転倒し、チームメイトのトロイ・ベイリス、カルロス・チェカも序盤に姿を消した。 15番グリッドの阿部典史は、好スタートから5位争いのグループ内で走行していたが、21周目にチームメイトのマルコ・メランドリとともにハードクラッシュを喫した。青木宣篤は4周目に転倒リタイヤした。 ポイントランクはロッシが13ポイントを加算。通算139ポイントでトップをキープしたが、ビアッジが僅か1ポイント差に急接近。2戦連続転倒のジベルナウは、13ポイント差で3位に後退した。アバウト
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