ドビツィオーソがタイトル獲得へ大きく前進
シリーズ第12戦日本GP(Camel Garnd Prix of Japan)の決勝レースは19日、栃木・ツインリンクもてぎで行われ、赤旗中断となった再レースをアンドレア・ドビツィオーソが制した。
ポールポジションのドビツィオーソが、ロベルト・ロカテリを2秒以上引き離し、エクトル・バルベラとシモーネ・コルシ、ホルヘ・ロレンソ、ミカ・カリオが3位争いを展開していた中、8ラップの最終コーナーを立ち上がったアンドレア・バレリーニがハイサイドを起こすと、すぐ後を走っていたイムレ・トースと激突。トースのバイクはコース上に放り出されたために、赤旗が振られ中断となった。 再スタート前、バルベラがマシントラブル。ロレンソがエンジントラブルのために、それぞれリザーブマシンへの乗り換えを余儀なくされ、最後尾からのスタートとなった。 13周の再レースは、ロカテリとドビツィオーソの一騎打ちとなったが、最終ラップにロカテリが転倒。ポイントリーダーが今シーズン4勝目。全てトップグリッドからの勝利を飾った。 熾烈な2位争いはファブリツィオ・ライが僅少0.019秒差でコルシを抑え込み、初の表彰台を奪取。同時に、デルビに02年10月のオーストラリアGP以来の表彰台をもたらした。また、コルシも初表彰台を獲得した。 4位にはミルコ・ジャンサンティが入り、トップ4をイタリア勢が独占すれば、スティーブ・イェンクナー、マルコ・シモンセリが続き、ロレンソが最後尾から7位に浮上。前戦でマラグーティに最高位7位をもたらしたガボール・タルマクシが8位。ロカテリは転倒後、レースに復帰して14位でゴールした。 ワイルドカードの日本勢では、小山知良と葛原稔永がそれぞれ自己最高位の9位と10位でフィニッシュ。波多野祐樹と則包茂樹は転倒リタイヤした。 オープニングラップを制してトップを走っていたケーシー・ストーナーは、マシントラブルのために2ラップ目にリタイヤ。ミカ・カリオは3位争い中に転倒し、バルベラはピットインしてリタイヤした。 チャンピオンシップは、ポイントリーダーのドビツィオーソが25ポイントを加算し、0ポイントのバルベラに45ポイント差。2ポイントのロカテリに52ポイント差と大きく引き離した。アバウト
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