不振のシーズンとカワサキ休止により、厳しい1年を過ごしたメランドリは、再起に向け、ハヤテ・レーシングで参戦することに合意した。
ハヤテ・レーシングからカタール合同テストに参加したマルコ・メランドリは12日、同チームと1年契約を結び、2009年シーズンに参戦することを説明した。
イタリア人ライダーは昨年9月中旬、カワサキと2年契約を結ぶことで合意に達したが、1月上旬に川崎重工が活動休止を発表したことから、契約を解除。新たに結成されたチームで、ナイトテストに参加した後、数日間状況を検討し、1年間の契約を結ぶことを合意した。
「カワサキとの契約はキャンセルされた。金銭面においては、大きな犠牲を払わなければいけなかったけど、僕は自信を回復することを望んだ」と、失望の1年間を経て、再起に向けて踏み出すことを決意した。
「僕は何も失うものはない。1ヶ月前には悲しんでいたけど、今は少なくても、僕にだけ独占的に働いてくれるチームがあり、カワサキが間違えたことを証明するために、グッドなことをやりたい。」
3月上旬、開幕戦の舞台で、開発が止まったカワサキの09年型プロトタイプを使用して、新たに結成されたハヤテ・レーシングと共にテストに参加。
「ものごとがどうなるか分からなかった。僕たちは速くなかったけど、バイクがグッドな印象を与えてくれた。問題はリアのグリップ不足。ギャップの80%は、そのこと次第だと思う。その点から、僕たちは後方に位置する」と、振り返った。
「チャンピオンシップの開幕前に、このバイクを改善するには、どのような対策をするのか分からない。僕は、3月末までに懸命に働くことを保障してくれたチームの言葉信じる。ヘレスで何かニュースがあるか見てみたい。」
「ファクトリーからのサポートが受けられないことを自覚しているけど、シーズン開始までに仕事をすることができると思う。もし、バイクが少し良くなれば、グループを維持でき、可能性を持つことができると思う。当然、日曜毎に最高位で終われば、シーズンをフルに戦うことは厳しい。今はあまり遠くの将来を考えないことにしている。」
再起を誓うメランドリとハヤテ・レーシングは、3月28日からのヘレス公式テストに参加を予定している。
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