ドニントンパークでのラストレースで、ドビツィオーソが最高峰クラスで初優勝を飾れば、ド・プニエ、エドワーズが表彰台を獲得。ポイントリーダーのロッシは、転倒後に5位でフィニッシュした。
第10戦イギリスGPの決勝レースは26日、ドニントンパークで行われ、アンドレア・ドビツィオーソが、最高峰クラスで初優勝を飾った。
気温18度。路面温度21度。ウェットレースが宣告させた中、多くのライダーたちが、スリックタイヤ(ソフトタイヤ)を選択。
3番グリッドのホルヘ・ロレンソとポールポジションのバレンティーノ・ロッシは、トップ走行中の9ラップ目と20ラップ目に転倒。
ライバルの転倒でトップに立った6番グリッドのドビツィオーソは、最後までポジションをキープすることに成功。最高峰クラス28戦目で初優勝を飾った。
6番グリッドのコーリン・エドワーズは、オープニングラップで15番手まで後退したが、徐々に巻き返し、終盤はランディ・ド・プニエとの2位争いを展開。最終コーナーで抜いて、今季最高位の2位。
10番グリッドのド・プニエは、2008年日本GP以来となる2度目の表彰台を獲得すれば、12番グリッドのアレックス・デ・アンジェリスは、自己最高位タイとなる4位を獲得。
転倒後、11番手まで後退したロッシは、6位でフィニッシュ。タイトル連覇に向けて、貴重な16ポイントを獲得すれば、地元出身のジェームス・トーズランドが、今季最高位タイの7位に入った。
22ラップ目にウェットセッティングのマシンに乗り換えたマルコ・メランドリが8位に入り、ニッコロ・カネパが自己最高位の8位。
前後にハードタイヤを選択した2番グリッドのダニ・ペドロサは9位。23ラップ目にマシンを乗り換えたミカ・カリオが、トップ10入りした。
レインタイヤを選択したドゥカティ・マールボロのケーシー・ストーナーとニッキー・ヘイデンは、周回遅れの14位と15位に終わった。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのロッシが、転倒リタイヤしたロレンソに25ポイント差、2ポイントを稼いだストーナーに37ポイント差をつけた。
次戦チェコGPは、8月14日に開催。16日に決勝レースを行う。
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