Ａ.イアンノーネ、初の完全優勝

ムジェロを再現するように圧倒的な速さで、今季２勝目を挙げた。

フィッムコ・スピードアップのアンドレア・イアンノーネは、第６戦ＴＴアッセンの決勝レースで、ポールポジションから優勝。今季２勝目を達成した。

第４戦イタリアＧＰで初優勝した時の速さをフリー走行１から披露すると、オープニングラップからレースの主導権を握り、５ラップ目にはポールタイムを上回るファーストラップを記録。一時は２位に９.０６７秒差のアドバンテージを広げ、ポール・トゥ・フィニッシュを決めた。

「メリットはチームにもある。グッドなシンフォニーで仕事を進めたから、グッドなリザルトを獲得できた」と、圧倒的な速さを見せたレースを振り返った。

「ヴィライローが前に出たけど、直ぐに抜き返すことができた。グッドなオーバーテイクで、逃げることが重要だった。トニと他のライダーたちは、速いリズムがあったから、大きく引き離せなかったけど、中盤からは、グッドなアドバンテージを広げることができた。」

「これから重要なのは、頭を使って働くこと。集中力を維持すること。直ぐにカタルーニャのレースが来る。難しいレースになるだろう。」

ランク８位から３３ポイント差の４位に浮上したイアンノーネは、昨年１２５ｃｃクラスで８番グリッドからスペイン勢を僅少差で抑えて優勝したカタルーニャＧＰに挑戦する。