ポールポジションのルティが、ラスト3ラップにトップに浮上した直後に赤旗が提示され、中量級で初優勝。ブラドルが2位となり、欠場したマルケスに23ポイント差。タイトル争いの決着は、最終戦バレンシアGPに持ち込まれた。
第17戦マレーシアGPの決勝レースは23日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、トーマス・ルティが優勝を飾った。
気温34度。路面温度48度のドライコンディションの中、ポールポジションのルティは、オープニングラップにトップに立ったステファン・ブラドルをピッタリとマーク。ラスト2ラップにトップに浮上すると、ラスト3ラップにアクセル・ポンスが転倒。赤旗が提示され、ラスト3ラップの順位でポジションが決定。
ルティは、2006年5月の第5戦フランスGP以来となる5年5ヶ月ぶりに優勝。2007年から参戦する中量級で初優勝を挙げた。
2番グリッドのブラドルは、今季11度目の表彰台を獲得。
ウォームアップ走行を制した5番グリッドのポル・エスパルガロは、単独走行で3位。初優勝した第12戦インディアナポリスGP以来となる2度目の表彰台を獲得。
11番グリッドのアレックス・デ・アンジェリスは4位。ミカ・カリオ、ミケーレ・ピロ、アレックス・エスパルガロ、アンドレア・イアンノーネ、スコット・レディングがトップ10入り。
4番グリッドの高橋裕紀は、3番手走行中の2ラップ目の1コーナーでコースアウトを喫した後、5ラップ目に転倒を喫して今季5度目のリタイヤとなった。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのブラドルが欠場したマルケスに23ポイント差のアドバンテージを広げた。
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