ストーナーがチャタリングの解決に専念して週末2度目のトップタイムをマーク。予選最速を決定するBMW・M・アワードのランク1位に今季初めて躍り出ると、ペドロサが午前に1番時計を記録したが、予選ではコースアウトが影響して5番手だった。
レプソル・ホンダのケーシー・ストーナーは、第5戦カタルーニャGPの公式予選で1番時計。今季2度目のポールポジションを奪取すれば、ダニ・ペドロサは5番時計で、今季2度目の2列目から明日のホームレースを迎える。
初日総合6番手のストーナーは、フリー走行3で2番手に浮上すると、タイムセッションでは6度のコースインを繰り返して、1分41秒台を2回記録。1分41秒295の1番時計を刻み、第2戦ポルトガルGP以来となる今季2度目、キャリア通算40度目のトップグリッドを獲得。
「45分間で全てができないから、予選をフリー走行の延長として利用した。午前はハードタイヤで沢山の仕事を進め、午後は暑い中、ソフトタイヤを履いて、レースに使用できるかを確認した。それに、特に問題となっているチャタリングに関して沢山のことを試すために、出たり入ったりを繰り返した。」
「スロットルに触れると、リアが弾み始める。すごく難しい。セッションの終盤に入って、少しは良くなったけど、レースに向けて、もう一歩前進する必要がある。タイヤ選択がカギの1つ。ポールポジションからのスタートが嬉しい」と、チャタリングの解決に専念していたことを明かした。
初日総合8番手のペドロサは、午前に1番時計を記録。総合1番手に躍り出ると、午後には1分41秒台を2回記録して、0.361秒差の5番手だった。
「タフな予選だった。中古のソフトタイヤを使用して、順位がすごく後ろだったけど、最後にニュータイヤを投入できるから心配していなかった。1本目で2番手に位置。最後のラップで少しブレーキングを遅らせたら、バイクが大きく振られ、コースの外に飛び出してしまった。」
「それが理由でポールポジションと1列目を逃してしまったけど、昨日と今日の仕事に満足。チームと一緒にもう少しバイクを詰めて、全開で行くために準備を整えよう。大きなモチベーションを持って挑戦する」と、ホームレースに向けて、順調に仕上がって来たことを説明した。
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