ドゥカティ・ファクトリーの両雄がレースで使用したセッティングを検証した後、2週間前にホームサーキットのムジェロから始まった一連のプログラムを実行。アルミニウム製のスイングアームを中心にテストを行った。
ドゥカティ・チームは、第5戦カタルーニャGPの会場となったカタルーニャ・サーキットに延滞して、オフィシャルテストに参加。5月23日から2日間のプライベートテストで投入したアルミニウム製の新型スイングアームを中心にテストプログラムを続けた。
ランク9位のニッキー・ヘイデンは、9位だった決勝レースの見直しからテストを始め、最多71ラップを周回。1分42秒台を2回記録して、0.944秒差の10番手だった。
「今日トラックに戻れたのは良かった。主にフォークのセッティングからジオメトリー、電子制御のことを幾つか確認。最後に赤旗が振られてしまい、ニュータイヤでコースに出られなかったのは残念。とにかく、有効な1日となり、アラゴンが楽しみだ」と、収穫を得たことを説明。
ランク6位のバレンティーノ・ロッシは、56ラップを周回して、1.255秒差の11番手。「新しいパーツは多くなかったから、異なった複数の変更を試しながら、セッティングに集中した。最終的にこのトラックではレースで使用したセッティングがベターだったことを理解した。」
「アルミニウム製のスイングアームを試した。加速の際にグリップを助けてくれるかもしれないけど、ムジェロでテストした時と比較して、チャタリングが発生した。ムジェロではアドバンテージになるだろう。アラゴンでもう一度試すことは興味深い」と、明るい表情でテストを振り返った。
チーム部門でランク4位のドゥカティは、6日にモーターランド・アラゴンで開催されるシーズン2度目のオフィシャルテストに参加する。
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