ウォームアップ走行で最速時計を記録したポールポジションのカリオが単独走行で、7戦ぶりの優勝。4番グリッドのエジャーターが自己最高位の2位。7番グリッドのフォルガーが1年目の中量級で初表彰台。ラバットは4位でポイントリーダーを堅守。長島は自己最高位の22位。中上は転倒リタイヤを喫した。
第4戦スペインGPの決勝レースは4日、ヘレス・サーキットで行われ、ランク2位のミカ・カリオが優勝。ポイントリーダーとのポイントギャップを16ポイント差に詰めた。
気温27度。路面温度44度のドライコンディションの中、2月に当地で開催されたオフィシャルテストで総合1番手に進出したウォームアップ走行1番手のミカ・カリオは、ポールポジションからスタートすると、ホールショットを決めて、オープニングラップから安定して1分43秒台のペースを刻み、昨年8月の第11戦チェコGP以来Moto2™クラスで2勝目、通算14勝目。
2007年11月の最終戦バレンシアGP以来7年ぶり、6度目のポール・トゥ・フィニッシュを達成。当地では、2008年以来6年ぶりに優勝を飾った。
4番グリッドのドミニケ・エジャーターは、2.434秒差の2位。自己最高位を獲得すれば、7番グリッドのジョナス・フォルガーは、中量級4戦目で初表彰台を獲得。
6番グリッドのエステベ・ラバットは、1ラップ目に8番手に後退したが、4位でフィニッシュ。
8番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、3番グリッドのルイス・サロン、12番グリッドのチャビエル・シメオン、10番グリッドのヨハン・ザルコが続き、2番グリッドのサンドロ・コルテセは9位。5番グリッドのトーマス・ルティがトップ10入り。
29番グリッドの長島哲太は、今季の最高位となる22位で完走。
13番グリッドの中上貴晶は、単独走行で周回を重ねていたが、11番手走行中のラストラップに転倒リタイヤを喫した。
チャンピオンシップのポイントランキングは、ポイントリーダーのラバットが13ポイントを加算して、83ポイントに到達すれば、ランク2位のカリオが16ポイント差に接近した。
次戦は、ルマンで16日に開幕、18日に決勝レースが行われる。
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