バイクがナーバスだったと厳しい初日を過ごしたロッシが、セッティングの改良に成功すれば、パフォーマンスがタイムシートに反映されなかったと訴えたロレンソが、今季初めてフリー走行総合1番手に進出。両雄が表彰台争いに自信を見せた。
モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、第5戦フランスGPの公式予選で5番時計を記録。ホルヘ・ロレンソは6番時計を刻み、両雄が明日の決勝レースを2列目から迎える。
初日総合10番手だったロッシは、フリー走行3で1分33秒台を10回記録して、トップタイムから0.310秒差の5番手。フリー走行4で1分33秒台を5回記録して、0.432秒差の6番手。公式予選2では、1分32秒台を3回記録して、0.831秒差の5番手に進出。
「正しくバイクを走らせることができず、とても酷かった昨日の後で、とても嬉しい。チームと一緒にセッティングを大きく改良できた。そのことに満足。速く走れている。グッドなペースとグッドなセッティングがあるから、バイクが気に入っている。」
「今日は1列目に進出するポテンシャルがあったけど、最終的にはOK。ロレンソとペドロサの前に位置する。明日はグレートなライバルとなるだろう。マルケスはとても速いけど、彼らとバトルができるだろう」と、優勝、表彰台争いに自信を見せた。
初日総合7番手だったロレンソは、午前のプラクティスで1分33秒台を最多の12回記録して、今季初めてフリー走行総合1番手に浮上。午後のプラクティスで1分33秒台を7回記録して、0.291秒差の5番手。タイムセッションでは、1分32秒台を3回記録して、0.857秒差の6番手だった。
「ヘレスと正反対になってしまった。グッドなペースがあるけど、速いラップをマークすることができなかった。完璧なラップができず、僅かコンマ1秒差で2番手を逃してしまった。明日のレースは、ここ数戦よりも可能性があるから、表彰台にトライしよう。序盤はみんなが前に出たがるから注意する必要があるけど、ポジションをキープして、前に行けると思う」と、序盤に細心の注意を払うことを説明した。
アバウト
コンタクト
motogp.com
© 2016 Dorna Sports SL. All rights reserved. All trademarks are the property of their respective owners.
初めてのアクセスですか?登録