タイトル争いが展開された中で、ランク4位のバスケスがインディアナポリスに続いて今季2勝目。ランク2位のミラーは2位、ポイントリーダーのマルケスが5位に入り、2人のギャップは11ポイント差。ランク3位のリンスは3位表彰台を獲得したが、タイトル争いから脱落した。
第17戦マレーシアGPの決勝レースは26日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ランク4位のエフレン・バスケスが優勝。第10戦インディアナポリスGPに続き今季2勝目を挙げ、タイトル争いの行方は最終戦バレンシアGPにもつれ込んだ。
気温33度、路面温度49度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で2番手だった4番グリッドのバスケスは、集団による優勝争いに競り勝って、7戦ぶりに優勝を挙げれば、ポールポジションのジャック・ミラーは0.213秒差の2位。今季9度目の表彰台を獲得した。
17番グリッドのアレックス・リンスは、0.385秒差の3位。今季8度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのダニー・ケントは4位に進出。
5番グリッドのアレックス・マルケスは5位。11番グリッドのアレックス・マスボー、13番グリッドのニッコロ・アントネッリ、3番グリッドのヤコブ・コーンフィール、12番グリッドのカレル・ハニカ、10番グリッドのエネア・バスティアニーニがトップ10入り。
ウォームアップ走行で週末2度目、今季3度目の1番時計を刻んだ2番グリッドのジョン・マックフィーは、優勝争い中の最終ラップに転倒リタイヤ。6番グリッドのロマーノ・フェナティは、テクニカルトラブルでリタイヤ。8番グリッドのイサック・ビニャーレスと9番グリッドのミゲール・オリベイラは、転倒リタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスに、ランク2位のミラーが11ポイント差に接近。ランク3位のリンスは36ポイント差で、逆転タイトル獲得の可能性を失った。
次戦バレンシアGPは、リカルド・トルモ・サーキットで11月7日に開幕、9日に決勝レースが行われる。
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