2007年にホンダ・LCRからフル参戦、2008年にブルセンス・アプリリアから12戦に参戦したアイルランド人ライダー、ラバティがスーパースポーツ世界選手権、スーパーバイク世界選手権で上位に進出した活躍が評価され、最高峰クラスに初挑戦。2015年のオープンオプション仕様、ホンダRC213V‐RSで新人勢の最高を目指す。
ドライブ・M7・アスパルから最高峰クラスに初参戦を予定するユージン・ラバティは、バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで開催された3日間のオフィシャルテストに参加した後、活動の拠点、モナコに戻り、本格的な準備となる来年2月4日からオフィシャルテスト、デビュー戦となる3月29日の開幕戦カタールGPに向けて、フィジカルトレーニングに集中。当サイトのインタビューに応え、チームメイトのニッキー・ヘイデンから学び競り勝ち、新人勢の最高位に進出することを目標に挙げた。
初走行となったテストの感想は?
すごく良かった。当然、2日目が悪天候に見舞われてしまったのは欲求不満だけど、バイクのフィーリングは良かった。2015年型を走らせる機会はなかったけど、2014年型はナイスなバイク。直ぐにグッドなポジションが見つかった。バイクは大き過ぎず、小さ過ぎない。正しい大きさだ。
ベン・スピースとカル・クラッチローに続くように、スーパーバイク世界選手権からの転向となる。
そのようなことを一度も考えなかったけど、ベンとカルはエクセレントなライダー。MotoGP™クラスで速く走るのに、それほど時間を費やさなかった。走り方はそれほど重要ではない。2タイプのライダーが存在するだけ。グッドなライダーとバッドなライダー。シンプルなことだ。
以前、MotoGPマシンを正しく走らせるスタイルは、250ccマシンの走らせ方だと言われた。現在は異なり、Moto2™クラスやマルク・マルケス、ポル・エスパルガロのようなライダーを見ると、走らせ方が変わり、自身の走り方を課している。
スーパーバイク世界選手権に継続参戦する提示があったのでは?
ドライブ・M7・アスパルからMotoGP™クラスにホンダのオープンオプション仕様のバイクで参戦する機会が与えられたとき、直ぐにこの機会を掴むべきだと考えた。これは期待していたこと。誰もが知っているように、プラマック・レーシングから2014年シーズンに参戦する交渉があったけど、スーパーバイク世界選手権に残ることを決断した。そして、この機会を得た。来シーズンに向けてモチベーションが高い。
チームメイトは、ニッキー・ヘイデン。
250ccクラスに参戦した2007年に知り合った。僕が250ccライダーだったとき、わざわざ時間を取ってくれたことがあった。ナイスガイだった。彼と一緒に走り、学びたい。
次のテストは、来年2月のセパン。
2015年型のバイクを走らせる最初の機会となる。月末に同じトラックに戻れるのは、学習を続ける意味ですごく良い。バレンシアで2014年型のバイクを試して、ポジションとタイヤの好感触を得た。
初めてのサーキットは?
確かに僕が参戦した当時から開催地が変わって、例えば、オースティンとアルゼンチンはまだ走ったことがない。スーパーバイクの参戦を含めて、もてぎは1度だけ。僕は経験を積んで、素早い学習力が身に付いた。28歳。他の新人たちより年齢が上だけど、その分上手く順応できる。
MotoGP™クラス1年目の目標は?
2015年型のバイクをまだ試していないから、この質問に答えるのは難しいけど、他の新人たちを抑え、チームメイトに勝てるようにトライしよう。
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