アプリリアがカラーリングを披露

プレシーズン３度目のオフィシャルテストを前に、アプリリアの伝統を反映したカラーリングを発表。

アプリリアのファクトリーチーム、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは２日、オフィシャルテスト１日目を直前に控えた中、ロサイル・インターナショナル・サーキットで２０１６年シーズンのカラーリングを発表。アルバロ・バウティスタとステファン・ブラドルが、先週当地でシェイクダウンを実施した新型ＲＳ-ＧＰと共に登場した。

ピアッジオ・グループのＣＥＯ最高経営責任者兼マネージングディレクター、ロベルト・コラニーノは、「グループの戦略という視点から、アプリリア・レーシングは、アプリリア・レーシング・チームのレース活動だけではなく、我々の製品及びブランドの利益から、ピアッジオ・グループ全体の最先端な実験と開発プラットフォームです。このような理由から、２０１６年シーズンからピアッジオ・グループのロゴがバイクのカラーリングに際立つように貼られます。」

「レーシングオペレーションの技術開発は、レース参戦に限られた意図だけでなく、走行の楽しさと喜びと共に、我々の顧客に提供する性能、安全性、そして機能性における当社製品の向上を目標とし、スーパースポーツバイクからスクーターに至るまで、道路法的製品に適用される革新的な解決策をテストする目的を果たします」と、グループの意向及び参戦の目的を説明。

アプリリアのレーシングマネージャー、ロマーノ・アルビシアーノは、「シーズンの開幕直前。我々にとって非常に重要であり、新車はアプリリア・レーシングの伝統が反映されています。我々が実行しているプロジェクトは、非常に野心的です。テストの最初の反応は大変良かったです。長い道程の最初の段階であり、困難に立ち向かう準備ができています」と、２年目に向けての抱負を語った。