
シーズン5戦目の開幕を前日に控えた中、マルケス、ロレンソ、ロッシ、エスパルガロ兄、バス、ザルコ、フォルガーが共同会見に出席。
第5戦フランスGPのプレスカンファレンスは5日、ブガッディ・サーキット内のプレスカンファレンスルームで行われ、週末の主役たちが出席した。
開幕戦から表彰台を連取して総合1位に進出するマルク・マルケスは、「アタックできず、ベストなフィーリングがないけど、少なくても、このポジションに進出したければ、一貫性が必要。今はこの状態を維持したい。ホンダとチームと一緒に懸命に働いている。ステップ・バイ・ステップで良くなっているようだ。」
「簡単なトラックではないけど、ストップ&ゴーの特徴は、僕のライディングスタイルに適している。昨年はフロントタイヤに問題があった。前戦のヘレスと似たような問題だった」と、振り返った。
昨年当地で優勝した総合2位のホルヘ・ロレンソは、「ルマンは125ccクラスの時からお気に入りの1つ。何度も優勝を挙げ、昨年は2年間あまり良くなかった後で上手く走れて優勝した。ミシュランは、ヘレスで多くのライダーが問題に見舞われた後、懸命に働き、新たに3タイプのリアタイヤを準備してくれた。1タイプは、他とは違う。ストレートでの問題が解決されるか確認しよう」と、今週末に投入されるリアタイヤに期待。
前戦スペインGPで優勝した総合3位のバレンティーノ・ロッシは、「常にこのトラックは難しい。天候を確認する必要がある。この2年間は好天候に恵まれた。勝てなかったけど、強く走れた。それが今週末の目標だ。」
「この数日間は、チームメイトの候補として、ダニ・ペドロサが候補として噂されている。マーベリック・ビニャーレスと共に可能性があると思う。僕はどちらでも同じ」と、来季のチームメイトに関しては私見を語った。
前戦で2戦連続の5位を獲得した総合7位のアレイシ・エスパルガロは、「スズキのエンジニアたちが昨年よりも懸命に働いている。バイクは大きく進歩している。まだ表彰台争いができないけど、近づいている。前戦はドゥカティに勝ち、ヤマハとホンダに接近した。まだトップライダーたちとファイトできないけど、本当に近い」と、戦闘力が高まっていることを強調。
2戦連続してポイント圏内に進出した総合19位のロリス・バスは、「アルゼンチンとテキサスでは良かったけど、ものごとが予想外にひっくり返ってしまった。ファンの応援は最高だ。子供の頃にルマンを訪れ、当時250ccクラスに参戦していたランディ・ド・プニエを応援したことを思い出す。今、僕がそちら側にいて、ここにいるライダーたちと一緒にグリッドに並べることが嬉しい。最高の気分だ。僕はどこから来たか解っているから、思いっきり楽しみたい」と、会心の笑みで心境を語った。
昨年中量級を制した王者ヨハン・ザルコは、「Moto2™クラスは競争力が高い。そこで沢山のことを学んでいることから、クラスに残ったことを後悔していない。もう一度チャンピオンになれるようにトライしよう。今年は大きな経験を積んでいるけど、苦戦している。昨年はMotoGP™クラスに進出する機会があったけど、ロレンソにようにタイトルを連覇して、来年昇格したい。」
「日本でスズキをテストする。鈴鹿8耐のテストも依頼された。一度も鈴鹿を走ったことがないけど、市販車を走らせることが好き。2017年にスズキに所属したい」と、将来に関して説明した。
来季最高峰クラスに進出することが発表された中量級総合5位のジョナス・フォルガーは、「すごく嬉しい。夢の実現だから、すごくエキサイティングだ。テック3とヤマハが僕を信頼してくれ、このビックなチャンスを与えてくれたことが嬉しい。エルベ・ポンチャラルを以前から知っていたけど、ここ2週間で具体的になった」と、喜びを語った。
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