『FIM Enel MotoE™ World Cup』~元軽量級王者テロールが参戦

125ccクラス最後の王者が古巣からMotoEライダーとして復帰。

アンヘル・ニエト・チームは28日、19年シーズンに初開幕するエレクトリックバイク(電気自動二輪車)のチャンピオンシップ、『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™世界選手権)』の参戦に向けて、27日に30歳の誕生日を向けたスペイン人ライダー、ニコ・テロールの起用を発表した。

125ccクラス最後のシーズンとなった11年にタイトルを獲得した後、Moto2™クラス、スーパーバイク世界選手権、スーパースポーツ世界選手権に参戦。17年からタイトルを獲得した当チームに戻り、Moto3™ジュニア世界選手権とヨーロピアン・タレント・カップに参戦するジュニアチームに所属して、若手の育成に努めていた。

今年はヘレス・サーキットで開催された第4戦スペインGPの際に、エレクトリックバイクのエネルジカを初試乗して、決勝レース前にデモ走行を担当していた。