#ThisisMotoGP~ポテンシャル

最高峰クラス初挑戦の新人ファビオ・クアルタラロが秘めた潜在能力を証明する。

「ちょうど4年前にスペインで6度のタイトルを獲得して世界舞台に初上陸。みんなが偉大なスター、マルク・マルケスと僕を比較し、大きな期待を抱いてくれた。デビューは将来を約束させるものだった。2戦目のオースティンで2位。8戦目のアッセンでもう一度2位を獲得することができ、何度もトップ10入りを果たすことができた。」

「だけど、当時16歳の僕はプレッシャーの影響を受けてしまい、ものごとが悪い方向に向かってしまった。ミサノの転倒で右足首を負傷してしまい、終盤5戦の欠場を強いられた。あの時から状況が難しくなってしまった。」

「18年に何とか立ち直ることができた。6月上旬、パーソナルマネージャーから最高峰クラスに参戦する可能性を伝えられた。2戦連続してグッドなリザルトを獲得し、自信を取り戻した直後だった。驚きと感動を同時に覚えたけど、全てを秘密にしなければいけなかった。プロジェクトは具体化され、僕はここにいる。最高峰クラスのライダーとして参戦する!」

「ペトロナス、セパン・レーシング・チーム、ヤマハ、家族の支援がなければ、全てが可能ではなかった。僕に提供してくれた信頼に感謝したい。彼らの尊重に応えるため、僕は全力を尽くす。」

「バレンシアの初テストは、まるで夢の中にいるような感覚だった。適応は終わらないけど、ステップ・バイ・ステップで順応している。バイクのポテンシャルに疑いの余地はなく、サポートしてくれる周囲の人たちに恵まれている。僕は懸命に仕事をするだけ。野心に事欠かない。過去から沢山のことを学び、再びプレッシャーから影響を受けないようにしよう。僕はバレンティーノの初タイトルを目撃していないけど、年齢は関係ない。19歳でもできることを証明したい。」