MotoE™ワールドカップ~初年度19年シーズンを予定通りに開催

改正される開催日程と火災に関する詳細を近日中に発表。

FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』は、7週間後のオープニングレースを予定する開幕戦スペイン・ヘレス大会の開催地、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで13日から3日間のオフィシャルテストを開始。初年度の参戦を予定する12チーム18名のライダーたちが当地に集結し、デビューシーズンに向けて本格的な準備に取り組んだが、現地時間の14日00時15分頃、サーキット内に設置されたE-パドックから火災が発生したことから、多くの機材がダメージを受け、破損したが、幸いけが人はいなかった。

現在、調査が続く火災の原因や出火元などに関して、調査結果を48時間以内に発表予定。

100%再生可能なエネルギーを原動力とする技術革新から生まれた新たなレース、『FIM Enel MotoE™ World Cup』は最新技術をさらに進化させ、実験させるという野心的なプロジェクトにはリスクが付随するが、火災が発生した際は、E-パドック内で電動バイクへの充電がされていなかったことを確認。

この新しい冒険に向けたドルナスポーツと全てのパートナーは、『FIM Enel MotoE™ World Cup』を一刻も早く軌道に乗せることを約束すると共に、火災で損失した機材や電動バイクの製造や交換作業を開始。

FIM Enel MotoE™ World Cup』は、予定通りに開催。開幕戦に指定されていたヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでの開催は見送られ、修正される開催日程は近日中に発表されることになった。